山口紗弥加、芸歴25年目にしてド迫力の初主演「このウジ虫野郎!!」『ブラックスキャンダル』

公開: 更新: 読みテレ
山口紗弥加、芸歴25年目にしてド迫力の初主演「このウジ虫野郎!!」『ブラックスキャンダル』

山口紗弥加が主演の連続ドラマ『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59〜)の第1話が10月4日に放送された。芸歴25年目にして初の主演を務める実力派女優の山口は、袴田吉彦を相手に迫力の復讐劇を繰り広げる。気迫のこもった演技にネット上で、「初主演っていうのが信じられない堂々の演技!!」「迫力ありすぎる!!」「かっこいい!」などの声が多くあがった。

女優の藤崎紗羅(松本まりか)は、嘘の不倫スキャンダルで不本意にも謝罪会見を開くことになる。会見では、俳優の棚城健二郎(波岡一喜)が飛び入り参加し、不倫を認めてしまう。それだけではなく、報道陣に追い詰められた紗羅の母は焼身自殺で亡くなった。すべてを失った紗羅は、整形し、矢神亜梨沙(山口紗弥加)としての人生を歩み始める。そして、当時所属していた芸能事務所にマネージャーとして就職。自分を地獄に陥れた関係者に復讐すべく動き出す。

第1話では、スキャンダルに関わっていた人たちと一緒に働く亜梨沙の様子が描かれた。ある日、いつものように亜梨沙が同僚たちと会話をしていると、紗羅を陥れたチーフマネージャーの花園由祐子(平岩紙)が出社する。会議が始まると、花園のきついダメ出しで重い空気が流れる。その後、同僚たちが廊下で花園の話をしていると、人気女優の阿久津唯菜(松井玲奈)とすれ違う。唯菜はスキャンダルの前から紗羅に憧れていた後輩で、今は亜梨沙の復讐計画に協力する仲間だ。

その後、女優の小嶋夏恋(小川紗良)と担当マネージャーが、新しいオーディションの打ち合わせを始めると、花園が寄ってきて、なかなか結果が出ない夏恋にオーディションを諦めるよう厳しい言葉をかける。それを見た亜梨沙は、夏恋のマネージャーになることを決めた。

一方花園は、TVプロデューサーの五色沼(袴田吉彦)からの電話で、何やら怪しい依頼を承諾。花園は夏恋を呼び出すと「オーディションに落ちたら事務所を辞めてもらう」と脅し、五色沼との枕営業を強要した。

後日、芝居の練習に気持ちが入らない夏恋を見た亜梨沙は、花園に何か言われたのだろうとすぐに状況を理解。そして、「私は小嶋夏恋の可能性を信じています。あなたなら必ずできます」と愛情のこもった言葉で夏恋を励ました。

しかし、自分を信じきれなかった夏恋は枕営業の闇に足を踏み入れてしまう。後日これを知った亜梨沙は夏恋に「障害になるものが出てきてもマネージャーである私が責任を持ってどんな手を使っても取り除いてみせます」と再び誓う。そして、自分のスキャンダルを仕立て上げた1人でもある五色沼にある驚きの方法で復讐をする。

世間に恥ずかしい姿を晒されて名誉を失った五色沼。そこに現れたのは、まだまだ復讐し足りない様子の亜梨沙だ。ここから、五色沼を地獄の底まで突き落とす復讐劇を繰り広げられる。亜梨沙は、「お前みたいなテレビ局員ってだけの口だけ性欲バカがいるから、テレビが腐ってくんだよ!このウジ虫野郎!!」と罵声を浴びせると、これまで枕営業を強要してきた60人の女性たちの告発動画をネットで公開し始めた。1ヶ月に1人ずつ配信し、5年間世間に晒し続けるという徹底ぶり。涙を流しながらの山口の演技についてTwitterでは、「怖すぎて全身に鳥肌が立った!」「想像以上にかっこ良くてスッキリ!」「素晴らしい演技に拍手」など大絶賛だった。

他にも、ミステリアスな雰囲気の唯菜について「実は亜梨沙の味方ではないのでは」と疑う声もあがるなど、まだまだ明かされない黒幕探しに今後も注目だ。誰を信じ、誰に復讐するのか。次回以降も過酷な芸能界で繰り広げられる人間関係の泥沼劇から目が離せない。

【文:牛窪 梨花】

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