服部平次と江戸川コナン、ヒミツの関係の始まり!『名探偵コナン』

公開: 読みテレ
服部平次と江戸川コナン、ヒミツの関係の始まり!『名探偵コナン』

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)の8月11日放送回「ホームズ・フリーク殺人事件(前編)」は、1997年に放送された作品のデジタルリマスター版。今や江戸川コナンのライバルで親友という立場になった西の高校生探偵・服部平次が、まだ“コナン=工藤新一”だと知らない頃の話ということで、どのようにしてコナンの事情を知っていったのかに注目が集まった。

イギリスの小説に登場する名探偵“シャーロック・ホームズ”が好きなコナンは毛利小五郎、毛利蘭に付き添ってもらい、あるペンションで行われる“ホームズ・フリークツアー”に参加する。多くのホームズファンがツアーに参加しており、その中には平次もいた。平次は大のホームズファンである東の高校生探偵・工藤新一に会えると思ってこのツアーに参加したという。それぞれがペンションの中で過ごし、翌日リビングに集合するがツアーの主催者は一向に現れない。諦めて自分の部屋に戻る人が出てくる中、コナンたちはリビングの窓から崖に向かっていく車を発見する。追いかけるとそこにはツアーの主催者が乗っており、そのまま谷底に転落してしまう……というストーリー。

現在、平次はコナンが対立する“黒ずくめの組織”についてや、なぜ新一が子どもの姿となりコナンとして過ごしているかなど様々な事情を理解している。危ない時には助け合い、お互いの恋愛関係まで知っている仲だ。探偵としてはライバルであり、同じ年齢の“親友”ともいえる関係になっている2人だが、このときの平次はまだ何も知らない。ただ現場をウロチョロし、子どもにしては切れすぎている推理を展開するコナンに不審な目を向けている状態だ。そんな2人の様子にTwitter上では「平次がコナンの正体知らないのが、ある意味新鮮」「コナン君の『お兄ちゃん』呼びかわいい……子どもモード全開だね」「で、いつバレるのw」などとつぶやかれた。後編に向けてコナンは平次に勘づかれないように振る舞わなければいけないわけだが、現在の状態から見てバレるのは時間の問題だ。どのようにコナンが逃げ、平次が追い詰めるのか? 視聴者は興味津々の様子だ。

8月18日放送回は「ホームズ・フリーク殺人事件(後編)」。1997年当時に観ていたファンの間で今や伝説となっている“迷言”が登場する。「また聞けるのw」「あのセリフの回だ!」とすでに視聴者の間では話題となっている。まだ観たことがないという人も必見の内容だ。これは見逃せない。

【文:山田 奈央】

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