菅田将暉“春斗”が再会した毎熊克哉“俊春”の言葉に共感の声「すごい胸にグッときた」

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菅田将暉有村架純神木隆之介仲野太賀古川琴音が出演する土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が、6月12日に放送。菅田演じる高岩春斗が、兄の俊春(毎熊克哉)や友人の小林勇馬(浅香航大)と再会を果たした(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、現代の5人の若者の生き様を描いた群像物語。「あの頃」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う。

お笑いトリオ・マクベスの聖地「ポンペイ」で中浜里穂子(有村)の就職を祝うマクベスのメンバーとつむぎ(古川)と岸倉奈津美(芳根京子)の6人。会話の中で、マクベス解散後は冒険の旅に出るという朝吹瞬太(神木)に、春斗と美濃輪潤平(仲野)は思わずツッコんでしまう。しかし、恋人のつむぎは、瞬太の新たな挑戦に理解を示していた。

一方、瞬太から結婚について聞かれた潤平と奈津美は、近々奈津美の実家に挨拶へ行くことを報告。しかし、その前に潤平には奈津美の元カレで、元同級生の勇馬と会っておく必要があった。潤平は高校時代に奈津美への恋心から勇馬と距離を取るようになり、友人だった春斗と勇馬の関係にもヒビを入れてしまったことが、ずっと心のシコリになっていた。

マクベスを結成してからも、潤平の代わりにすべての面倒な責任を背負ってきた春斗。潤平はそんな春斗のために、瞬太の働く「ボギーパッド」に勇馬を呼び出して、関係の修復を図る。驚きながらも勇馬と話を弾ませる春斗を見た潤平は、心の底から安堵していた。

そして、いよいよ奈津美の親に挨拶をする日がやってくる。潤平は、温和な顔をしながらも娘を奪われることへの恨み節を炸裂させる奈津美の父(でんでん)を前にして、硬直してしまう。

また、春斗もある人物と会っていた。それは、引きこもりから脱して、印刷会社で働くようになった兄の俊春だった。俊春は再就職できたのは一人の友達のおかげだと言い、自分ではなく、その友達のために働いてみようと思ったのだと告げる。春斗は、俊春の「周りを満足させる生き方ができたときに、初めて本当の意味で自分を満足させられるような気がしている」という言葉を黙って聞いていた。

さらに春斗は、高校の担任の真壁(鈴木浩介)に招待された自宅でのバーベキューで、瞬太から高校時代のある思い出と、その時の気持ちを聞かされる。兄の言葉と重なる瞬太の思い。マクベス解散を前にして、春斗は誰のために何ができるのかを考えていた。

インターネット上では、登場人物が発するセリフに共感する視聴者が続出。「心に染み入る」「セリフが刺さる」「本当にいろんなこと教わる」「すごい胸にグッときた」などのコメントが寄せられた。

次回第10話は6月19日に放送。マクベスの解散ライブ当日、里穂子はライブを見ながら、マクベスと出会ってからの日々に思いを巡らせていた。

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