有村架純&古川琴音演じる“訳アリ姉妹”の謎が明らかに「胸が痛い…」と共感の声

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菅田将暉有村架純神木隆之介仲野太賀古川琴音が出演する土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)。5月1日放送の第3話では、有村と古川演じる訳あり姉妹の謎、さらに菅田演じる高岩春斗の家庭に隠された闇も明らかとなった(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、「あの頃」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う現代の5人の若者の生き様を描いた群像物語だ。菅田、神木、仲野が演じるのは、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」の春斗、朝吹瞬太(神木)、美濃輪潤平(仲野)。タイトルの通り、毎話ドラマのトップシーンがマクベスのコントから始まり、そしてこの冒頭のコントが残りの物語の重要な伏線として繋がっていく。

潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)、春斗(菅田将暉)
潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)、春斗(菅田将暉)

冒頭のコントは、マルチ商法をテーマにした「奇跡の水」。怪しげな装束姿の男(神木)と潤平が「奇跡の水」のペットボトルを渡し、「一口飲めば大地が踊り、二口飲めば天使が踊る〜!」と二人で雄叫びをあげる動画を中浜里穂子(有村)は自室で夢中で見つめ、それを妹のつむぎ(古川)は呆れ顔で見つめる。

里穂子・つむぎ姉妹が一緒に暮らすことになったきっかけは、会社を辞め、音信不通になっていた里穂子をつむぎが助け出しに行ったことからだった。母から連絡を受けたつむぎが里穂子の家を訪れると、部屋の中は大量のゴミで埋め尽くされており、そのなかでうつろな目をした里穂子が一人座っていた。つむぎの献身的な世話のかいあって里穂子は普通の生活を取り戻すが、今度はマクベスに夢中になり、解散の一報を聞いてからため息ばかりつく始末。「あんな真面目に生きてきた姉がこんな簡単に不幸になっちゃうなんて、結構ショックでしたね」と、つむぎは勤め先のバーでママの下條良枝(松田ゆう姫)と瞬太にこぼす。

一方、解散後の道を求め、潤平は家業の酒屋を継ごうと実家を訪れるが、姉の夫が継ぐと母に聞かされ取り乱す。また、優秀だった春斗の兄・俊春(毎熊克哉)はマルチ商法にハマって身を持ち崩し、家庭と人格を崩壊させていた。

潤平(仲野太賀)
潤平(仲野太賀)

ある晩、里穂子が帰宅すると、瞬太の姿が。事態を飲み込めない里穂子のもとには、さらに春斗や潤平も合流し、突如としてたこ焼きパーティが始まる。ほどよく場が温まったところで、3人は里穂子に話を聞く。結婚を前提に付き合っていたはずなのに男性から突如別の女性と結婚することを聞かされたという。「結婚のこととか調べてたんですけど、全部その女性と結婚するための下調べをやらされていただけだったんです」と里穂子。さらに勤め先では、手助けのために入ったトラブル処理の責任をすべて押し付けられたという。家族と連絡が取れなくなっていたのは、会社を辞めた夜にスマホやパソコンの入ったカバンをすべて投げ捨てていたからだった。里穂子は「頑張って傷つくのが怖い」と涙を流し……。

SNS上では「胸が痛い」「久しぶりにドラマで泣いた」「いい話すぎる」「感情移入した」といった声が上がった。

次回5月8日の第4話では、3人のコンビ名「マクベス」をめぐるストーリーが明らかに。命名の由来には、高校の担任・真壁権助(鈴木浩介)が関わっており……。

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