菅田将暉、“兄”毎熊克哉に捧げたショートコント「結婚式」

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菅田将暉有村架純神木隆之介仲野太賀古川琴音が出演する土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第3話が、5月1日に放送される。

同ドラマは、「あの頃」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う現代の5人の若者の生き様を描いた群像物語。菅田、神木、仲野が演じるのは、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」の高岩春斗(菅田)、朝吹瞬太(神木)、美濃輪潤平(仲野)。3人がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレス・中浜里穂子を有村、里穂子の妹・つむぎを古川が演じる。

本作の注目すべきポイントとしてこのドラマは、タイトルの通り、毎話ドラマのトップシーンをお笑いトリオ・マクベスのコントから始まり、そしてこの冒頭のコントが残りの物語の重要な伏線として繋がるという異例の構成であること。

前回放送の第2話では、最後のコントシーンが大きな話題になっている。それは潤平と瞬太がコント「屋上」に入れた渾身のアドリブで、「ラスト30秒で涙腺崩壊!」「2話も大号泣……」「潤平のアドリブに嗚咽して泣いた」「仲間って最高!」「若いころを思い出して泣いた」などと、クライマックスシーンは大反響となり、2週連続トレンド1位を記録した。

そしてこのほど、第3話の場面写真が公開となった。それは、マクベスが今から4年前に春斗の兄・俊春(毎熊克哉)の結婚式で披露した、その名もズバリ「結婚式」というショートコントの場面写真。2人の新郎と1人の新婦。春斗と潤平の2人が新郎役を務め、瞬太が白いドレスをまとった新婦を演じている。金髪のウィッグにティアラ、白い手袋、ひまわりの花を両手で抱えているのが印象的だ。なお、このコントは、いつものように番組冒頭で披露するコントではなく、春斗の回想シーンに登場するショートコント。結婚式会場で披露するショートコントとは?

<第3話あらすじ>
つむぎ「ウチのお姉ちゃんはヤバい。それもかなり……」

春斗「危うさで言ったらウチの兄貴の方が断然上だ」

コント「奇跡の水」。明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田)と潤平(仲野)、そして謎の男を演じる瞬太(神木)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの“前フリ”が始まる―――。

1年半前、廃人寸前になっている姉・里穂子(有村)を自宅で見つけて以来、転がり込んで生活を共にしているつぐみ(古川)。彼女の最近の心配は、誰も知らない売れないお笑いトリオ・マクベスになぜどっぷりとハマった里穂子が、彼らの解散発表以来ため息ばかりついていること。

一方、春斗が気にかけているのは、完璧人間だった兄・俊春(毎熊)のこと。非の打ち所のない順風満帆の人生を歩んできた兄だが、突然人生に挫折。今では実家の部屋に引きこもっている。自分が好きな道に進めたのは、しっかり者の兄がいてくれたから。春斗は自分も兄を追い込んでしまった一端を担っていると感じていた……。

問題を抱える二つの兄弟関係。交わるはずのない2組の関係性には、ある一つの「秘められた共通性」が存在していた。

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