声優・森川智之、養成所講師としての厳しい指導風景にファン驚き「あんな一面見たの初めて!」

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声優の森川智之が、3月8日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系、毎週月曜21:00~)に出演。声優養成所講師として厳しくレッスンに臨む様子に、インターネット上では「あんな一面見たの初めて!」「普段はお茶目な森川さんも指導する側になるとめちゃくちゃ厳しい」と驚きの声が上がった。

「深い話」+「いい話」=「深イイ話」を掲げ、聞いたら人生の見方がちょっと変わるかもしれない「深イイ話」を次々と紹介する番組。今週は「声優養成所デビューの道 第2弾」として、倍率100倍を超える熾烈なデビュー競争に挑む声優の卵たちに密着。「好きな声優ランキング1位」の水瀬いのりをはじめ人気声優が数多く所属する事務所「アクセルワン」の声優養成所「アクセルゼロ」の選抜クラス38名のレッスン風景をカメラが追いかける。

レッスンの時間になり、教室に講師として入ってくる森川。アニメの台本を生徒に手渡しながら「この作品を見ている人は、その通りにやらないでください。自分なりに考えて解釈してくれればいい」と告げる。「アニメーションが好きだから声優になりたいという子が結構多い」と森川。「実際にやることによって、どれだけ自分ができないかというのを体感してもらう」と狙いを語る。

トップバッターに選ばれた3人は、それぞれ自分の感性にしたがいキャラクターをアフレコ。しかし台詞が一周するやいなや、「ちょっと待って」と森川。「口先でやっちゃダメだよね。キャラクターの喋り方を作って『こんな感じですよね』ってやってるだけだよね」と指摘し、「それだと画に負けちゃう」と指導する。

続いて3人は、同じ台詞を「上から呼びかける場合」「下から呼びかける場合」で演じ分けるアフレコに挑戦。これまでと変わらない口調で台詞を読む生徒・佐藤茉由美さんを森川は「それ伝えてるんでしょ?」とさえぎり、「仲間に伝えるという気持ちが込められていないといけない」と指導する。ふたたび台詞を読む佐藤さんに森川は「伝えるの!」と語気を強め、大事なのはあくまで「心情を表現する力」だと伝える。

続いてアフレコに挑戦した生徒・大野彩恵さんは、事前アンケートでは多くの生徒が「天才だ」と名前を挙げるほどの優等生。台本に書かれた「ほれ、肉じゃがじゃ」という一言の台詞をゆっくり語りかけるように演じる。これに対し、「演技がちっちゃいね」と森川。「四畳半の肉じゃがじゃなくて、みんなに振る舞う肉じゃがにしてほしい」といい、「せっかくみんなのために作ってるんだから、自慢げにパカッと見せてほしい」と具体的なイメージを伝える。大野さんは森川の指導をすばやく飲み込み、2回目のアフレコでは声色がぐっと「自慢げ」に激変。森川も「そういうことね」と満足げにうなずく。

その後番組では、養成所内で特に評価の高い生徒を集めて行われるという外国映画の吹き替えオーディションに密着。クラス最年長の35歳・大神田敦さんは、緊張のあまり台詞を読み間違え、「間違えたらもうダメだからね」と森川に厳しく叱責されてしまう。その後、2人の女子生徒が1人の中年女性役を狙って「老けた演技」で競いあう一幕も。果たして合格者は……!?

緊迫感あふれる養成所の雰囲気、そして講師として厳しい態度で臨む森川の姿に、ネット上では「知ってはいましたが、改めて物凄く厳しい世界だなと実感しました」「森川さんがしっかり指導していて、あんな一面見たの初めて!」「普段はお茶目な森川さんも指導する側になるとめちゃくちゃ厳しい でもそんな厳しい指導があるからこそ実力のある素晴らしい声優さんが育っていくんだろうな」と驚きの声が上がっていた。

次回3月15日の放送では、引き続き「声優養成所デビューの道」を特集する。

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