竹内涼真“響”、DVクズ夫を “処刑” 鬼気迫る演技に視聴者驚き「人間じゃないものに変わってしまった感」

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竹内涼真が主演を務める日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に Season1』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)。2月14日放送の第5話では、放浪グループを襲ったある“脅威”に対して立ち向かう主人公・響(竹内)の鬼気迫る姿に「今までにないような本気な目つき」「人間じゃないものに変わってしまった感」と驚きの声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

喘息の症状を抱える結月(横溝菜帆)の薬を求め、病院へ忍び込む響。しかしすでに薬は何者かによって持ち去られた後だった。響は放浪グループの面々を港に停泊した船へと避難させ、ミンジュン(キム・ジェヒョン)とともに薬を探しに出かけていると、横浜方面から封鎖ゲートを乗り越えてきたという記者グループに出くわす。そのひとり、狛江(長谷川朝晴)は「家族を探している」と一枚の家族写真を響に見せる。そこに写っていたのは、紹子(安藤玉恵)と結月の姿だった。

一方、駐屯地では自衛隊員に扮した等々力(笠松将)が来美(中条あやみ)に接近し、「響は死んだ」と嘘を告げる。呆然自失となった来美は建物の屋上から飛び降りようとするが、間一髪で桑田(浅香航大)に助けられ、首藤(滝藤賢一)の研究室へと連れてこられる。「仕事を放り出してどこへ行っていたんです?」と来美を問いただした首藤は、ゴーレムに噛まれた愛奈(新津ちせ)の姿を見せ、自らの身を医療に捧げるよう来美に迫る。

来美(中条あやみ)、首藤(滝藤賢一)、愛奈(新津ちせ)
来美(中条あやみ)、首藤(滝藤賢一)、愛奈(新津ちせ)

そのころ、船で響たちの帰りを待つ紹子のもとへ、甲本(マキタスポーツ)が狛江を「サプライズ!」と呼び入れる。狛江は紹子たちの無事を喜ぶが、紹子は表情をこわばらせる。「何で言わなかったの? 私たちが離婚してること」という紹子に「あれから心を入れ替えたんだ」と強引に復縁を迫る狛江。さらに紹子が響の名前を挙げると、狛江は「どんな男なんだ?」と激高。暴力をふるいながら紹子たちを束縛する。

紹子(安藤玉恵)、狛江(長谷川朝晴)、結月(横溝菜帆)
紹子(安藤玉恵)、狛江(長谷川朝晴)、結月(横溝菜帆)

響たちがようやく船に戻ると、そこにはゴーレムに噛まれた狛江の姿が。紹子は自分がゴーレムたちのいる場所へ狛江をおびき出したと告げ「警察に連れて行ってほしい」と頼むが、その横から結月が「自分がやった」と告白する。それを聞いた甲本は「父親を殺すなんて」と結月に正論をふりかざすが、「私はみんなと同じことをやっただけ。じゃあどうすればよかったの!?」と結月に激しく言い返され、言葉を失う。

「何が正しくて何が正しくないのか、俺にもわからなくなっている」と響。今回やったことを全部忘れるよう結月に告げ、甲本らにも一切口外しないよう釘を刺す。翌日、響は自らの手で狛江を始末することを決意。自分勝手な言い訳をならべ、あげくナイフを手に攻撃してきた狛江の首を、響は渾身の力で締め上げる。

インターネット上では「あんな状況になったら正常な判断なんて出来ないやろね。ゾンビよりDV夫の方が脅威になるとは」「再会できて良かったー! と思ったのに、なんかヤバそうと思ったら案の定DV元旦那だった……」と同情の声が。自らの手で狛江に引導を渡した響役・竹内の鬼気迫る演技にも「表情の演技すごすぎたな……人間じゃないものに変わってしまった感」「響の迷いが吹っ切れた感じした。人を生かして助けになりたかったんやろうけど」「竹内涼真の底力を垣間見た」と絶賛の声が寄せられていた。

次回第6話は、2月21日に放送。薬を求め、海から駐屯地に乗り込む作戦を立てる響たち。しかしその道中、坪井(小久保寿人)率いる刀軍団とふたたび遭遇し……。

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