神田伯山、佐賀でも“伯山節”が炸裂!自由すぎる言動に今田耕司も「バカじゃないの!?」とあきれ顔

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講談師の神田伯山が、2月12日に放送された『アナザースカイII』(日本テレビ系、毎週金曜23:00~)に出演。自身のルーツである佐賀県を訪れた。

「夢の数だけ空がある」というテーマのもと、ゲストが第2の故郷や憧れの地をめぐり、人生を振り返る同番組。MCは今田耕司広瀬アリスが務める。

まず、佐賀市にやってきた伯山は、武者修行期間の二ツ目の頃に何度も訪れたという呉服元町の多目的施設や、歴史を感じさせる佐賀城跡を巡り、続いて柳町にある“和紅茶”の専門店を訪問。ここでは、“和紅茶”の繊細な味の違いを語る店主に対し、「気にし過ぎじゃないですか?」と口を滑らせ、スタジオの今田から「なんてこと言うの! バカじゃないの!?」とツッコまれてしまう。

さらに、先祖の出身地であり、自身は初めて訪れるという唐津市の呼子では名物のイカについて「イカは別に好きでも嫌いでもないですね。あれば食べる食い物の1位ですね」と言い放った伯山。イカの活き造り専門店でも、新鮮なイカの活造りよりも、イカの天ぷらのほうを「なんか天ぷらのほうがいいですね。これはめちゃめちゃうまいですね」と褒めてしまい、「今田さんが死ぬほどフォローしてくれるんでしょうね」と期待を寄せていた。

それでも、5代前までの先祖が眠っている寺で墓参りをした際には、真面目な表情を覗かせ、自身のルーツや講談師としての思いなどを吐露。小学4年生のときに父親が急逝している伯山は、亡くなったとしてもなんらかの形で残る仕事に就きたいと思い、講談師の道へ進んだという。伯山は「師匠に受けた恩を師匠に返すんじゃなく、下の世代に返す」と、講談師としての責務に言及。

そして、「恩を受けていくリレーみたいなものだと思うんです」と例え、「僕は次の世代にそのバトンを渡して、弟子をちゃんと育てるというところで、ようやく講釈師としての人生は全うできるんじゃないかなとは生意気ながら思いますね」と語った。

伯山は、バラエティ番組なども楽しいが、一番楽しいのは講談をやっている時だと断言。講談に対して真摯な姿を示しつつも、最後は「ちゃんと語りましたよ。やばそうな空気あったんで。熱っぽく。こんなのがいいんですよね?」と“伯山節”で締めくくった。

ネット上では、そんな伯山の佐賀の旅に反響が続出。「神田伯山先生のアナザースカイ笑いました。イカのくだり最高でしたね。天ぷらが1番美味いのは間違いない」「どんな番組でもキャラクターがブレないところが好きです」「恩のリレーは、伝統芸能に限ったお話ではないなぁと、しみじみ。しかし、相変わらず面白い方ですな」などの声が寄せられた。

次回2月19日の放送は、世界的建築家の隈研吾が高知県檮原町を訪れる。

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