芳根京子演じる美亜の壮絶な最期に視聴者号泣「つらすぎる」「最後の最後で好感度上がった」

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竹内涼真が主演を務める日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に Season1』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)。2月7日放送の第4話では、芳根京子演じる美亜の壮絶な最期に、視聴者から「つらすぎる。あまりにも辛い」「最後の最後で好感度上がった」との声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

美亜の裏切りによって刀集団に捕らえられた響たち。「本当に全部演技だったの?」と尋ねる響に美亜は「これでも一応女優なんで」と冷たく言い放つ。刀集団に連れられた響たちは、ショッピングモールの地下へ。そこには檻のなかでうごめく大量のゴーレムたちの姿があった。「こんなにたくさん、一か所にどうやって……」と驚く洋平(マキタスポーツ)に、刀集団のボス・坪井(小久保寿人)は「ゴーレムを操って、とでも言いましょうか……」と薄笑いで答える。

一方、故障した発電機の修理を申し出た響は、隙をついて見張り役を振り切り、檻から脱出を図る。等々力(笠松将)は「響が自分たちを裏切るのではないか」と疑うが、佳奈恵(飯豊まりえ)をはじめ他の面々は口を揃えて「響を信じる」と反論。するとそこへ美亜がやってきて、「あなたたち、捨てられたみたいですね」とあざ笑う。「バカなやつほど言葉を信じる…… 言葉にしがみついて待っても……って、ある日突然気づくのよ。裏切られたことに」と美亜。悲しそうな表情を浮かべながら、「いい加減学べよ…… 私たちはとっくに学んだのに」と吐き捨てる。

建物のなかを動き回っていた響は、やがて坪井と遭遇。「美亜に裏切られたこと、もう忘れたの?」と坪井は響に銃を向けるが、響は「俺には彼女のすべてが演技だったとはどうしても思えない」と語る。「嘘をつきたくてついている人なんていない。君だってそうでしょ?」と響。それを聞いた坪井は、自分が地元の有力者の息子としてちやほやされていたこと、しかし感染の疑いが出て隔離されてからは周りにバイキン扱いされたと語る。

「状況さえ変われば誰もがあっさり裏切る、それが世の中のデフォルトなんですよ」と話す坪井だが、響は彼が地元の住人たちを助けていた事実を挙げ、それが本心ではないことを見抜く。「俺は人を信じる。自分が信じてほしいから」と響。自分たちもふくめ全員で一緒に避難するよう、床に手をついて必死に呼びかける。

そんなさなか、自衛隊がショッピングモールへと突入。坪井は避難者に「全員で逃げる」と呼びかけるが、美亜は「どうしてもあの人を見捨てられない」と、ゴーレムになった恋人ともに残ることを選ぶ。かつて美亜の“本物の恋人”であったゴーレムと建物ののなかで対峙した響を前に「勝手なのはわかってる! でも信じて! お願い!」と涙を流して懇願。ふたたび美亜を信じた響に「ゴーレムを操る魔法」を伝える。

響が去った後、ゴーレムたちに包囲された試着室のなかで恋人の手をにぎり、美亜はふたりの思い出話をする。ドアがはげしくきしむなか、「ねぇ。私、幸せだよ……」と涙を流して微笑む美亜は、そのままゴーレムをきつく抱きしめ、首筋を噛まれて絶命する。

前回の卑怯な悪役ぶりから一転、壮絶すぎる最期を迎えた美亜の姿に、インターネット上では「つらすぎる。あまりにも辛い」「悲しい結末ではあったけど、美亜ちゃんの中に信じる心が戻ってきたのが本当に嬉しかった」「来世では生きて美亜ちゃんに幸せになってほしいなあ」「最後の最後で好感度上がった」と、感動の声が相次いだ。

次回第5話は、2月14日に放送。喘息の結月(横溝菜帆)を救うため、響たちは危険を冒して薬を探すが、忍び込んだ病院からはすにで薬が持ち去られていて……。

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