笹野高史演じる宇和島の生き様に視聴者号泣「ゾンビ物では最高のポジション」『君と世界が終わる日に』第2話

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竹内涼真が主演を務める日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に Season1』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)。1月24日放送の第2話では、笹野高史演じる宇和島雅臣の壮絶な役どころに、視聴者からは「今までの笹野さんからは見た事が無い演技」と驚きの声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

通信手段なし、逃げ場なし、生存確率0%……生ける屍に占拠された世界の最期を生き抜くため、竹内演じる主人公・響らが奔走する極限のサバイバルラブストーリー。脚本は『アリスの棘』『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系)、『真犯人』『絶叫』(WOWOW)、『Wの悲劇』(NHK)など、濃密な人間ドラマに定評のある池田奈津子。演出は『トドメの接吻』『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)などを手掛けた気鋭の演出家・菅原伸太郎が務める。竹内のほか、中条あやみが響の恋人で研修医の小笠原来美役で出演する。

来美(中条あやみ)
来美(中条あやみ)

無線から聞こえてきた声を頼りに響は来美(中条)たちの乗った車両を突き止めるが、たどり着いたときにはすでにもぬけの殻。本郷(大谷亮平)は、来美たちが自衛隊に救助され、横須賀駐屯地へ向かっているのではないかと推測する。

響たちが車に乗って駐屯地を目指そうとするなか、甲本(マキタスポーツ)は宇和島(笹野)の袖口から血が流れるのを目撃してしまう。宇和島は甲本に「誰にも言うな」と口止めするが、やがて力尽きて倒れ込む。「すぐに対処しなければ俺たちが危険だ」と等々力(笠松将)はナイフを片手に宇和島を始末しようとするが、仲間を見捨てたくない響はそれに反発。等々力は「お前が責任をとれ」とナイフを響に渡し、発症したら自分の手で宇和島を殺すよう迫る。

宇和島(笹野高史)
宇和島(笹野高史)

響は宇和島に寄り添い続けるが、宇和島はどんどん衰弱する。やがて響たちが身を寄せていた廃墟にもゾンビたちが押し寄せ、宇和島がひとり逃げ遅れる。なんとか救おうとする響の手を宇和島は決心した表情で押し留め、自らゾンビたちの前にその身を差し出す。

負傷者を見つけた来美(中条あやみ)は…
負傷者を見つけた来美(中条あやみ)は…

宇和島を救えなかった絶望に打ちひしがれる響。「正しい行動ではなかったかもしれないが、正しい方を選んでいたらみんな一生後悔することになっていた」と佳奈恵(飯豊まりえ)は響を慰めるが、事態を受け入れられない響はひとり、応答のない無線機に向かって来美に語りかける。一方、駐屯地へ到着した来美もまた、応答のない無線機に向かって響に語りかけるのだった。

「駐屯地で検査を受け、陰性であれば封鎖区域外に移送してもらえる」と本郷。駐屯地に到着した響たちはゲートの前で中の人間たちに気づいてもらおうと手を振るが……。

身体を張って仲間を守った宇和島役・笹野の迫真の演技に、ネット上では「笹野さんがゾンビに変わっていく演技 今までの笹野さんからは見た事が無い演技」「宇和島さんの最期で号泣」「おじいちゃん最後みんなの事守って格好良かったよ」「笹野さんの役どころは、ゾンビ物では最高のポジション」と絶賛の声が。さらに「想像を絶する状況に追い込まれたとき一番怖いのは人ですという話ですね」「ゾンビ物はその人の本質というか本性が見れるから好きです」といった声も上がっていた。

1月31日放送の第3話では、響たちが逃げ込んだショッピングモールで人気女優の中越美亜(芳根京子)と遭遇し、ストーリーが展開。一方、駐屯地では来美が研究者・首藤(滝藤賢一)から衝撃の光景を見せられる。

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