柴咲コウ“望美”から学ぶ“毎日を大切に生きる意味”視聴者は「冒頭から予告まで涙がとまりませんでした」の声『35歳の少女』第9話

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柴咲コウ主演の土曜ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が12月5日に放送。インターネット上では、あることに直面した時岡家の行く末を見守り、涙する視聴者が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。

『家政婦のミタ』『同期のサクラ』(共に日本テレビ系)の制作チームが集結する本作は、『〇〇妻』(日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲と脚本家・遊川和彦がタッグを組むオリジナルドラマ。

自宅を訪ねてきた多恵(鈴木保奈美)がくも膜下出血で倒れた。望美(柴咲)は、愛美(橋本愛)、進次(田中哲司)を病院に呼び出す。望美曰く、医師から「意識を取り戻すのは無理だろう」と告げられたという。報告が終わると「動画配信の時間だから」と2人に彼女を任せ、行ってしまった。

愛美は実家へ。そこで多恵の日記を見つける。母は、望美をもとに戻し、4人ですき焼きを食べようとしていた。説得をするも、相変わらず突っぱねてくる望美に業を煮やした愛美は、自分が多恵を看病すると宣言。「絶対目覚めさせる。あんたなんていなくても!」とぶつけた。

愛美(橋本愛)
愛美(橋本愛)

一方、広瀬結人(坂口健太郎)は、自宅である声が収録されているカセットテープを聞く。ラジカセを手に望美に会いに行き「お母さんを目覚めさせるのはお前しかいないんだよ!」と音声を聞くよう促す。

そのテープには、望美が目覚めた当日の“多恵の心境”が収録されていた。望美が35歳の誕生日の日。「とんぼのめがね」を歌っていると、非常ベルが鳴ってとんぼが飛んできた。すると、望美が目を覚ましたと振り返る。「私は叫びたくなるくらい嬉しかった。これであなたをもう一度抱きしめることができる」と多恵の喜ぶ声。そしてこれからが大変。多恵がいなくても、一人で生きられるようにしなくては……と決意が述べられた。彼女の言葉に、望美は涙を流して聞き入った。

望美は愛美が看病している病院へ。「私のときと同じ状況作ったらママを目覚めさせられる気がして」と、非常ベルのアプリを使って2人で「とんぼのめがね」を歌うが、目を覚まさない。夜になっても意識を取り戻すことなく、望美が涙していると……なんと多恵の意識が戻った!

多恵は、声もうまく出せない中で、駆けつけた進次に笑顔でいるよう促し、愛美には母として失格だったと謝罪。望美にも「ごめんね」と声をかけた。望美は「世界で一番幸せな娘だったよ。ママはなにひとつ間違っていなかった」「ママは25年、自分を信じて良かったんだよ?」と語りかける。彼女の言葉に多恵は涙を流し、笑顔で「良かった。やっとあんたたちより先に死ねる」とポツリ。「望美、愛美、愛している、愛している、愛し、て、る……」と告げて、天国へと旅立ってしまった。

多恵(鈴木保奈美)
多恵(鈴木保奈美)

多恵の死についてネット上では「今日のは泣ける 居なくなってから気付かされる、やっぱり毎日を大切に生きて伝えたいことは伝えておかないと」「柴咲コウさん、途端に目覚めたばかりの希美に戻るの本当に凄い」「ほんとに嘘じゃなくてほんとにほんとに冒頭から最後の予告までずーっと涙がとまりませんでした。私だけじゃないはず、、」と考えさせられるという人が多くいた。

次回の最終話(第10話)は12月12日に放送。望美はかたくなに結人に会おうとしない。偶然再会した2人は……。

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