鈴木保奈美演じる多恵がカセットテープに残した25年間の思いとは?『35歳の少女』第9話

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柴咲コウ主演の土曜ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が、12月5日に放送、及び民放公式テレビポータル「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

『家政婦のミタ』『同期のサクラ』(共に日本テレビ系)の制作チームが集結する本作は、『〇〇妻』(日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲と脚本家・遊川和彦がタッグを組むオリジナルドラマ。1995年、不慮の事故により10歳で突然、長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”望美。待ち受けていたのは、変わり果てた世界と自分だった。現実に戸惑いながらも前を向いて生きる少女の“時をこえた”成長物語だ。この現代版“眠り姫”ともいえる本ドラマ。主人公・望美を柴咲、望美の初恋の相手・広瀬結人を坂口健太郎、望美の妹・愛美を橋本愛、望美の母・多恵を鈴木保奈美、望美の父・今村進次を田中哲司が演じる。

前回の第8話では、誰からも心を閉ざし、豹変してしまった望美。説得も虚しく、娘がもう戻らないことを悟った多恵は、咄嗟に「一緒に死のう」と望美と一緒にビルの窓から身を投げようとする。だが、望美が死を意識したその時、多恵は突然倒れてしまう。

意識不明となり、医療機器に繋がれた痛々しい姿で眠る多恵。望美は衝撃を受けつつも、危険な状態の母を愛美と進次に任せて病院を後にする。

そんな中、結人は、望美が大切にしていたラジカセが入った紙袋の中から一本のカセットテープを発見。それは、望美が目覚めたあの日に多恵がメッセージを録音したテープだった。望美を捜し出した結人は、「お母さんを目覚めさせるのはおまえしかいない」とラジカセとテープを託す。

ヘッドホンをして、再生ボタンを押す望美。そのテープには、望美が事故に遭ってから25年間、眠ったままの望美を支え続けた多恵の溢れるような思いと、望美が目覚めた日に起こったある奇跡のような出来事が語られていた。その中身とはいったい? 多恵のメッセージは望美の心に届くのか?

多恵(鈴木保奈美)がカセットテープに吹き込んだ思いとは?
多恵(鈴木保奈美)がカセットテープに吹き込んだ思いとは?

<第9話あらすじ>
望美(柴咲)は多恵(鈴木)が倒れたことに衝撃を受けつつも心を閉ざしたまま、危険な状態の母を愛美(橋本)と進次(田中)に任せて病院を後にする。

そんな中、愛美は入院道具を取りに寄った時岡家で、多恵が倒れる前に日記に書き留めていた思い「望美が改心したら家族みんなですき焼きを食べたい」を知り、望美のマンションに説得に行く。しかし別人のように変わってしまった望美は聞く耳を持たず、結局言い争いになってしまう。

望美(柴咲コウ)、愛美(橋本愛)
望美(柴咲コウ)、愛美(橋本愛)

時岡家を訪ねた結人(坂口)は、進次から多恵が倒れたことを聞く。多恵を望美の元に行かせたことに責任を感じながらも、今の自分のままでは望美に何を言っても届かないと感じる結人。学校では不登校になった生徒をどうすることもできず、さらに実家に行くと寝たきりの父親の容態が急変していた。

一方進次は、自分の今の家族のことを何とかしようと決意。止める加奈(富田靖子)を振り切り、達也(竜星涼)が引きこもる部屋に突入する。

加奈(富田靖子)、進次(田中哲司)
加奈(富田靖子)、進次(田中哲司)

そしてたった一人、自分の幸せだけを考えて生きる決意をした望美は、なぜか再び10歳の自分が現れる夢を見ていた。多恵が倒れたことを機にそれぞれの歪んでしまった時計の針が動き始める……。果たして、凍り付いた望美の心に届く言葉はあるのか?

結人(坂口健太郎)、望美(柴咲コウ)
結人(坂口健太郎)、望美(柴咲コウ)

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