柴咲コウ“望美”がYouTuberに?彼女の訴えに視聴者「SNSやってる人全般に突き刺さる言葉」

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柴咲コウ主演の土曜ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第8話が11月28日に放送。インターネット上では、柴咲の豹変ぶりや投げかけてくる言葉に心を動かされる人が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。

『家政婦のミタ』『同期のサクラ』(共に日本テレビ系)の制作チームが集結する本作は、『〇〇妻』(日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲と脚本家・遊川和彦がタッグを組むオリジナルドラマ。

望美(柴咲)と広瀬結人(坂口健太郎)が結婚式を挙げた。家族全員が望美の願うように前を向き、彼女自身の目標も叶った。望美の理想の世界になったのだ……。しかし、これは結人の夢。望美は行方不明のままだ。結人は、望美から言われた「自分のためだけに生きていく」という言葉を反芻する。

一方、進次(田中哲司)は加奈(富田靖子)と口を聞けない状況だった。そんな彼女から送られたメッセージにはYouTubeのURLが。そこには望美が映っており「皆さんの時間を売ってください」と訴える動画がアップされていた。達也に背景から住所を割りだしてもらった進次は、彼女のもとへ。

そこにはひどく落ち着いた望美がいた。動画の意図を問うと「暇を持て余している人から時間を買って、やることがあって時間が足りない人のために使ってもらうの」という。この事業はうまくいっているようで、進次の年収をひと月で稼いだと語る。そして、多恵(鈴木保奈美)や結人を“あの人たち”と表現し「今の私がしたいのは時間を取り戻すことだけなの。自分が幸せになること以外興味がない」と言い放った。

居場所を知った愛美は彼女のもとへ。やはりここでも望美は、冷たく挑発的な態度を取り、仲違いをしてしまう。彼女が帰った後、カメラに向かった望美は「家族、友人、恋人、そんなもののために生きても裏切られるだけです」「つまらない日常を写真に撮ってはネットにアップし、喋りたくなったら名乗りもせずマウントを取り、相手のことを“死ね”と攻撃する。そのくせ、SNSで繋がっているだけで友だちだと思う。相手のことを知らないまま、自分はリア充だと勘違いする。そんな人たちが本当に必要でしょうか?」と問いかけていく。

結人は、意を決して彼女の自宅を訪れた。彼女のスタンスについて苦言を呈するが、望美は「私はあなたたちと同じになったの。それのどこが悪いの?」と切り返す。「騙される方が悪い」と突き放す彼女に、望美はみんなを笑顔にする才能があったと訴えた。そして、結婚式の夢を振り返り「目が覚めて分かった。あれはお前が本当に望む世界なんだって。俺たちは絶対にその世界を諦めちゃいけないんだよ!」と前の望美に戻ってほしいと懇願するが、やはり望美は毅然とした態度をとる。そして彼が持ってきたぬいぐるみやラジカセを投げ捨て「私たちはサヨナラを言うために出会ったの」とぶつけた。

その帰り、結人は多恵に「あいつを助けてやってください! 望美を救うのはお母さんしかいないんです!」と涙ながらに土下座する。多恵は望美の家に向かい、鬼の形相で……。

ネット上では、望美の訴えや、彼女の変わりようにショックを受けた人は多く「(つまらない日常は~)SNSやってる人全般に突き刺さる言葉」「あの頃ののぞみの純粋な笑顔がなくなってるのがすごい怖いんだけど」「希美が何もかも急激に大人になってて気持ちが追いつかない」といった声があった。

次回第9話は12月5日に放送。多恵にあることが起きるも、望美は心を閉ざしたままだった。

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