坂口健太郎『35歳の少女』で3時間2万円の“恋人代行”に視聴者「私もレンタルしたい」「最高すぎる」

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柴咲コウ主演の土曜ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第2話が10月17日に放送。インターネット上では、坂口健太郎が演じる役の“仕事”に注目するコメントが多くあった(以下、ネタバレが含まれます)。

『家政婦のミタ』『同期のサクラ』(共に日本テレビ系)の制作チームが集結する本作は、『〇〇妻』(日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲と脚本家・遊川和彦がタッグを組むオリジナルドラマ。

愛美(橋本愛)は後輩社員・林田藤子(大友花恋)に元カレ相沢秀男(細田善彦)をとられイライラ。しかも彼はプロポーズをするつもりだという。愛美は代行業をしている広瀬結人(坂口)に“恋人代行”を指名。結人は驚きつつも「料金は3時間2万円で、デートにかかる費用はお客さん持ちです」と語り、恋人のフリをした。デートの場所は高級レストラン。そこでは、相沢たちが食事中だった。愛美は「偶然! 会社の同僚なの」と結人に伝え、2人には「結婚を前提に付き合っているの」とウソをついた。

心は10歳のままなのに、自分の見た目が35歳という状況や体の変化を受け入れられないでいる今村望美(柴咲)。母親の多恵(鈴木保奈美)と洋服を買いにデパートへ行くが、自分が思うかわいい洋服は買ってもらえず、お子様ランチもダメ、子供たちが遊ぶスペースを見つけて「あれをやりたい!」と言っても「何度言わせるの? あなたはもう子供じゃないの」と怒られてしまう。

そんな中、望美は、結人に会いに図書館へ。彼にお願いして仲の良かった同級生と再会したが、彼女たちはイメージとは全く違う大人の女性になっていた。帰り道、違和感はあるものの「優しかった」と満足げに語る望美だったが、結人は彼女たちのSNSを見せる。そこには「リアル浦島太郎状態」「本当にかわいそう。私だったら生きていけない」と綴られており、結人は「いま、ネットってやつができたせいで、みんな変わっちまったの。表じゃ人の目を気にして言いたいことも言えないくせに、裏じゃこういうものを使って人の不幸を笑ったりしてんだよ」と言い放つ。

またも現実を突き付けられた望美は、家にあった自転車に乗り、事故に遭った坂を下り始める。しかし、間一髪で急ブレーキをかけて難を逃れた。追いかけてきた結人に怒鳴られると、25年前に戻れると思ったという。「なんで望美だけ」「中学や高校にも行きたかったのに!」など不満を吐露しつつ号泣。いたたまれなくなった結人は彼女をデパートに連れ、好きな服を買い与え、お子様ランチを食べさせ、子供たちが遊ぶスペースでも十分遊ばせた。

子供っぽく振るまう彼女に対して、世間は好奇の目で見つめる。徐々に「このままじゃダメなのかな?」と考え始める望美。そんな彼女に結人は「25年も眠っていたんだから、お前には誰よりも人生を楽しむ権利がある」「成長しろ」と語りかけた。

彼の言葉に前向きになった彼女は、離散した多恵、進次(田中哲司)、愛美の家族全員を呼び出した。彼女は豆腐を用意。豆腐を買いに行ったことで自分が事故に遭ったが、家族は悪くないという。事故をした日、本当は通らなくてもいい坂道を通ってしまった。そこで「事故に遭ってごめんなさい。25年もみんなに辛い思いをさせてごめんなさい」と謝罪。望美の思いに家族は涙を流す。そして家族全員で豆腐を食べ始めた。優しい空間に包まれる中、望美は家族に向かって「私、成長するね」と宣言していた。

ネット上では坂口について多くの反応があり「私も2時間3万で恋人代行してもらいたい」「最高すぎる!」「私も坂口健太郎くんレンタルしたい」「何だかんだ荒ぶりながらも面倒見いいね」といった声があった。

第3話は10月24日に放送。望美は学習塾に通うことにしたが……。

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