大野智主演『怪物くん』第2話が再放送!「お金」に対して「わかりやすくて深い話」「大人も考えさせられる」と反響

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大野智が主演を務めるドラマ『怪物くん』(日本テレビ※関東ローカル)の第2話「お金はうまいでガンス」が、8月29日(土)に再放送された(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、藤子不二雄Aの同名コミックを原作に、怪物ランドの王子である怪物くんとお供たちが人間界で繰り広げる愉快痛快、奇々怪々な騒動を描いたホラーコメディ。主人公の怪物くんを大野が演じるほか、ドラキュラを八嶋智人、オオカミ男をダチョウ倶楽部上島竜兵、フランケンをチェ・ホンマンが演じている。

第2話は「お金」をテーマとした物語が展開。ヒロシ(濱田龍臣)の家で茶封筒に入った5万円を拾った怪物くんたちは、ヒロシの姉・ウタコ(川島海荷)がアルバイトをして貯めた生活費だと知らずに、そのお金を使い切ってしまう。

ウタコから責められ、さすがに責任を感じた怪物くんは、アルバイトをしてお金を稼ごうとするが失敗ばかり。お金を稼ぐことの大変さを身に沁みて感じた怪物くんは、姉弟の暮らす「アラマ荘」の大家(福井裕子)から階段の修理とペンキ塗りを依頼され、お駄賃をもらったことをきっかけに、働くことの意味や、お金について考える。

一方、ヒロシの小学校の修学旅行費に頭を悩ませていたウタコは、タダでお金がもらえる「ライフチェンジ」という施設で大金を手に入れる。ウタコは、これまで買えなかった服を買い、食べられなかった高級料理を食べて豪遊。やがて浪費が癖になり、ヒロシの不安をよそに、何度も「ライフチェンジ」へと通ってしまう。

「ライフチェンジ」は、寿命と引き換えにお金がもらえる施設で、人間界征服を企んでいる悪魔界のアックマー(津田寛治)が、人間の欲望を吸い上げるために作ったものだった。施設に行く度に老けていくウタコだったが、熱を出したヒロシを病院に連れていくため、再び施設へ。そのことを知ったヒロシは、怪物くんに助けを求めるのだった。

物語のハイライトは、大野演じる怪物くんがアックマーを一喝するシーン。「金なんてものを求めるなど、愚劣極まりない」と人間を罵るアックマーに対し、怪物くんはアックマーの胸ぐらを掴みながら、「お金は悪くない。欲しがって何が悪い。綺麗事言うな!」と圧倒し、働いてお金を得ることの尊さを独特の表現で説いてみせる。

インターネット上では「お金が悪いわけじゃなくて、どう回すかって事。 働く→もらう→使う→嬉しい! 子供向けのコメディだからこそ、何も知らない怪物くんを見立てて、わかりやすくて深い話にしてるのがすごい」「お金のこととか大人も考えさせられるような内容がたくさんあるから見た方がいい」など、テーマ性の深さに言及する声と共に、「やっぱ大野さんって人を魅せる演技をする方だなぁと思いました」「大野くんの演技は本当にきめ細かい」など、先週同様、大野の演技を絶賛する声も多くみられた。

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