大野智、10年前の主演ドラマ『怪物くん』が再放送「演技力やっぱすごい」「可愛らしさがある」など称賛の声

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大野智が主演を務めるドラマ『怪物くん』(日本テレビ※関東ローカル)の第1話「人間界で修行ザマス!!」が、8月22日(土)に再放送された。

本作は、藤子不二雄Aの同名コミックを原作に、怪物ランドの王子である怪物くんとお供たちが人間界で繰り広げる愉快痛快、奇々怪々な騒動を描いたホラーコメディ。主人公の怪物くんを大野が演じるほか、ドラキュラを八嶋智人、オオカミ男をダチョウ倶楽部上島竜兵、フランケンをチェ・ホンマンが演じている。

もともと2010年4月期に日本テレビの土曜ドラマ枠で放送された本作は、スペシャルドラマや映画が制作されるほどの大ヒットを記録。2011年11月に公開された『映画 怪物くん』は、大野にとって単独初主演映画となった。

ドラマの第1話は、怪物大王(鹿賀丈史)の命令で怪物ランドから人間界にやって来たやんちゃな王子・怪物くん(大野)とお供たちが、屋敷にボールを取りに来た市川ヒロシ(濱田龍臣)と姉のウタコ(川島海荷)に出会うところから幕を開ける。

人間界での修行を命じられていた怪物くん一行は、人間の役に立てば怪物ランドに帰ることができると知り、ヒロシをいじめていた同級生たちを懲らしめることに。しかし、怪物くんがヒロシに化けて同級生たちを追い返したことから、騒動に発展。もともとヒロシが同級生に嘘をついていたことも災いし、ますますヒロシと同級生たちとの溝は深まってしまう。

そんなとき、人間界征服を企んでいる悪魔界のアックマー(津田寛治)が、プリンス・デモキン(松岡昌宏)を復活させるため、廃工場を拠点に人間の欲望を集めていた。アックマーは、嘘をついたせいで怪物くんとも決別したヒロシに「うまくなれるよ、嘘が」と声をかけるのだった。

記念すべき第1話は、お供たちのユーモラスなやり取りや、効果的なVFXはもちろん、やはり大野の“怪物くんぶり”が見どころの一つとなっている。人間界に来るなり「嫌だ、帰りたい」と駄々をこねたり、ヒロシを前に「お前! 俺たちにしてほしいことはあるか」といばってみたりと、大野は原作のコスチュームそのままに、怪物ランドの王子を好演。わがままで頑固な性格ゆえに、お供やウタコたちともぶつかることはあるが、基本的には正義の味方。アックマーに囚われ、命を奪われようとしていたヒロシとウタコを危機一髪で助けに入るなど、正しいヒーロー像を体現している。

今回、約10年ぶりの再放送となったことで、インターネット上は大盛りあがり。SNSでは「当時楽しく見てた記憶がある」「懐かしいけど、今見ても面白い!」などの声とともに、「怪物くんに違和感を感じさせない大野智の演技力やっぱすごいんだな」「大人が演じてるのに悪い意味のチープ感がないし、可愛らしさがある怪物くん。 大野くんの演技、すごいね」など、大野の演技に対する称賛の声も多かった。

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