ドラマ『M』で話題!松浦勝人が原点に立ち返りハワイで楽曲制作…ネットは「常に時代の流れを読む力がすごい」

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レコード会社「エイベックス株式会社」の創業者であり、代表取締役会長の松浦勝人が、7月10日に放送された『アナザースカイII』(日本テレビ系、毎週金曜23:00~)に出演。特別な地で新たな決意を語った。

「夢の数だけ空がある」というテーマのもと、ゲストが第2の故郷や憧れの地をめぐり、人生を振り返る同番組。MCは今田耕司広瀬アリス。今回は松浦がハワイに所有するダイヤモンドヘッドが見える高級別荘へ。オンとオフに密着した。

1986年、地元・横浜にあるレンタルCDショップの店長を任された松浦。ダンスミュージックに特化させた経営が大成功し、1988年には、東京・町田に輸入レコードの卸売業「エイベックス・ディー・ディー」を設立。当時、松浦は自社レーベルを出すことについて「夢にも思わなかった」という。事業が拡大すると、海外から多数の契約オファーが舞い込み、1990年年にはレコードレーベル「avex trax」が誕生した。専務取締役として、小室哲哉のプロデューサー起用や、浜崎あゆみEvery Little Thing(ELT)など、プロデュースしたアーティストが躍進。瞬く間にメジャーレーベルとなった。

小室の起用について松浦は「貸レコード屋さんをやっている頃から、(小室が所属する)TM NETWORKってすごいなって。店に50枚置いても、50枚借りられちゃうとか。「日本のアーティストの中で一番ダンスミュージックに近いと思った」とコメント。以前から欧州で流行していたユーロビートに注目していたことから、シンパシーを感じたそう。

今年、松浦は同社のCEOを退任した。理由を問うと、20年前、当時の会長から「松浦くんはモノを作るのが好きだから、ハワイへ行って一生モノを作った方がいいよ」とアドバイスを受けたと回顧。2000年頃からハワイへ行くようになり、別荘も買った。そのままハワイで音楽活動するつもりだったが、会社の都合で社長に就任。忙しくなり、ハワイへ行くことができなくなったという。十数年社長をしている間は、プロデュースもできておらず、もう一度やりたいと思っていたという。「そもそも音楽を作っている方が好きだったから、(制作に)専念する仕事がしたかった」と理由を述べた。

今回、ハワイへ来たのも楽曲制作のため。数々のアーティストに楽曲提供する作曲家などを呼び、歌を作り上げていたものの「5年以内に結果が出なければ終わるんで」ときっぱりと語る。松浦は、浜崎、ELTをプロデュースしたときも「売れなきゃ辞める」と言っていたと告白。今回は「辞めるじゃなくて、“退きなさい”ってことだと思う。いろんな会社に、時代に外れている老害みたいないのいるじゃないですか。僕もそうかもしれないし、そうはなりたくないだけです」と話していた。

インターネット上では、浜崎の半生を描いた小松成美の著書をドラマ化した『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が話題を呼んだこともあり、「松浦さんの生き方というか考え方とかかっこいいわーって思った」「あっ!(松浦を演じた)三浦翔平が出とる」「常に時代の流れを読む力がすごいなー」といった声があった。

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