中村倫也のパジャマ姿にファン歓喜「いつも私がしてる妄想の再現VTRが流れました」『美食探偵』最終話

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中村倫也が主演を務める日曜ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の最終話が、6月28日に放送。インターネット上では、哀しい結末に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

原作は、数多くのヒット作を飛ばす東村アキコが手掛ける初のサスペンス漫画。容姿端麗だが、超超変わり者の美食家探偵・明智五郎(中村)が、類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦・マグダラのマリア(小池栄子)と対決する“恋する毒殺サスペンス”。

明智は母・寿々栄(財前直見)にお願いされ、首相らが参加する茶菓子の選定会へ参加することに。選定会当日、会場にマリアの姿を目撃する明智だったが、見つけることができない。さらに、政府要人が明智の目の前で毒死。一方、明智を駐車場で待っていた小林苺(小芝風花)は、伊藤(武田真治)に拉致されてしまう。

明らかにおかしな行動をとる明智に、捜査一課刑事・上遠野(北村有起哉)は「何か知っちょるな?」と疑いの目を向ける。明智は会場ホテルの駐車場で、マリアを目撃。彼女と話していると、マリアの存在を勘づき始めていた上遠野の部下・高橋達臣(佐藤寛太)が、彼女に銃を向けた。しかし、明智はマリアの手をとり逃走。高橋は撃たなかったことを上司に叱責された。

その後、明智はマリアから招待された最後の晩餐へと向かう。会場には苺とマリアの姿が。明智は、これまでマリアの悪事は弱き者を救う“美しい悪”だったのにも関わらず、今回の殺人は無差別テロだと指摘。「僕にしては珍しく、心の底から怒っている」と告げるも、マリアは臆することなく、明智の心を支配していることを喜んだ。

「毒なんて入っていませんよ」という伊藤に対し「料理人としてのプライドはないんですか?」と怒りを露わにする苺。そんな彼女にマリアは「おだまり」とトリカブトを注射した。「苺!」と嘆き悲しむ明智を見て、マリアは高笑いしつつ、桐谷みどり(仲里依紗)や茜(志田未来)らマリアファミリーに「見なさい! これが絶望よ!」投げかけた。

マリアは、自分と同じく絶望を感じたことで、明智が自分のもとへ来てくれると信じ、両手を広げ明智を受け入れようとする。しかし、苺を見た明智は「ひとつだけ希望が残されていた」とつぶやくと、そこへ上遠野ら警察がやって来る。「希望という言葉が嫌い」と錯乱したマリアは、包丁を持って上遠野を襲う。高橋が拳銃で彼女を撃つと伊藤がマリアをかばった。ひん死状態の伊藤に「注射をすり替えたのは君だね?」と語りかける明智。「ここにも希望があった。ありがとう。シェフ」と感謝を伝えた。

マリアは逃走。彼女が向かったのは、どこにでもいる主婦から“マリア”に生まれ変わった思い出の崖だった。そこに苺たちがやって来るが、マリアの姿はなく、明智がたたずむだけだった。苺は、明智がマリアを崖から落としたと推測。しかし、遺体は発見されていない。後日、探偵を辞める決意をし、新たに苺の弁当屋の手伝いをするようになった明智。そんな中、マリアの名を語って、絶望を感じる人たちに殺人を促す人物がいた。それは、地下アイドル“爆音エンジェルズ” のメンバーで、ストーカー・田畑(森永悠希)を殺したココ(武田玲奈)だった……。

ネット上では、ロスの声が多くある中、絶望の淵から苺の作る「ちくわの磯辺揚げが救ってくれた」と明かしたやりとりについて「ちくわの磯辺揚げがそのへんの女性を遥かに凌ぐ破壊力を持ってる」「竹輪の磯辺揚げのプロモーションドラマだとは思わなかった」とのコメントが。

また、マリアが海に落ちる中、マリアファミリーやパジャマ姿の明智が、幸せそうに食事を共にする妄想シーンが流れたこともあり「マリアが思い描く明智さんとの幸せ生活がただの中村倫也ファンの妄想状態」「いつも私がしてる妄想の再現VTRが流れました」「妄想の世界が儚い」といったつぶやきがあった。

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