数々のK-POPスターを世に送り出したプロデューサーのJ.Y. Park（パク・ジニョン、以下、JYP）とピコ太郎のプロデューサー・古坂大魔王が出演する『虹のかけ橋』（日本テレビ系、毎週木曜24:59～）が、6月25日に放送。ついに9人のデビューメンバーが決定し、インターネット上では大きな反響が寄せられた（以下、ネタバレが含まれます）。
JYPと古坂という2人の世界的プロデューサーが、スター候補生たち“Niziっ娘”をデビューメンバー決定の瞬間まで追いかけてゆくオーディションバラエティ番組。世界的アイドルグループを目指すべく、東京合宿を経て勝ち残った13人のNiziっ娘が、JYPから課せられるトレーニングやミッションをこなし、デビューを目指す。今回、番組の大ファンである高橋メアリージュンと、ドランクドラゴン・塚地武雅を迎えた。
マヤチームとマコチームに分かれた1回戦は、オリジナル曲対決でマヤチームが勝利。2回戦は、JYPが制作した「Make you happy」という楽曲でパフォーマンス対決を行った。JYPいわく「彼女たちのありのままの姿をイメージした曲」というもので、こちらがデビュー曲になるという。「Make you happy」を2チームそれぞれパフォーマンス。JYPは1人も注意することなく「みんなを褒めてあげたい」「指摘することがない」などベタ褒め。今度はマコチームが勝利をしたことから、誰が選ばれるのか、何人選出するのか、まったく分からない状況となった。
いよいよデビューメンバーが決定。まずはJYPからグループ名が「NiziU（ニジユー）」に決定したことが発表された。決して1人では成功できず、ファンやメンバーの力が必要ということで“Need You”の意味もこめられているという。さらに、デビューメンバーは9人。3人が脱落するということで、モニタリングをしていた塚地らは頭を抱えた。
最終デビューメンバー1位はマコ。「3年前、韓国にわたってきて、やっと私の目標であったデビューを掴み取ることができました。夢を大きく広げて世界に羽ばたきたいと思いました」と語った。2位になったのはリク。選出した理由についてJYPは「本当に驚くべき成長を見せた」と絶賛。3位になったリマは「自分の好きなことに絶対にチャレンジしようと思って韓国に来たんですけど、これからがスタート」と前を向いた。「いつか、親に自分がしてきてもらったこと以上の恩返しができるように頑張りたいと思います」と目を潤ませたのは4位のリオ。そして、名前を呼ばれて号泣したのは5位のマヤ。「大変なことがいっぱいあった」としつつも、「（スタッフの支えで）今自分はここに立っていると思います」と述べた。
6位のミイヒにキューブを渡す際、JYPは「ご飯をたくさん食べてね。少し痩せているから」と言葉をかける。ミイヒは目を潤ませながら「これがゴールではなくスタートだと思って、これからもいいパフォーマンスしたいです」とコメントした。地域予選の保留組からスタートした7位のマユカにJYPは「トレーナーとスタッフの人柄評価で最高得点を取りました」とコメント。8位に選出されたアヤカは「みんなに負けないようにもっと実力を伸ばしていきたいです」とした。最後に、9位に選ばれたはニナは、視聴者や親に感謝を述べつつ「これから頑張ります」と涙であふれる顔を手で覆った。発表後、JYPは落選してしまったアカリ、リリア、ユナにも労いの言葉をかけていた。
ネット上では、デビューメンバー決定に「虹プロめっっちゃ感動した」「ビジュアル強い、、、」といった声が。また、JYPがミイヒにかけた「ご飯を食べてね」という優しい言葉に対して多くの反応があり「涙腺崩壊」「ミイヒちゃんが痩せすぎていることにちゃんと気づいてくれてるJYParkほんとに頼りになる！」「ほんと愛情たっぷりの親戚のおじさんみたいだね」といったコメントがあった。
