大泉洋、勝地涼にアドリブ「あっちゃんのとこ帰るのか?」にネット爆笑『ハケンの品格』特別編

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新型コロナウイルスの影響により篠原涼子が主演を務めるドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の放送が延期になったのに伴い、『春子の物語 ハケンの品格2007特別編』が、4月29日に放送。インターネット上では、大前春子(篠原)が感情を露わにするシーンに注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

13年ぶりに復活する人気ドラマ『ハケンの品格』の放送開始前に、時給3000円特Aランクで定時に帰ることにこだわる“スーパーハケン”春子の歴史を振り返る本作。2007年に放送された再編集版で、最新作のメイキングなども放送された。今回は第3夜。

派遣社員の春子が所属する食品総合商社S&Fでは、人気洋菓子店「シルスマリオ」と組み、全国規模でバレンタインチョコレートを販売することになった。そこで、宣伝も兼ねてバレンタインイベントを開催。春子は里中賢介(小泉孝太郎)らと共にイベントを手伝うことになった。当日、東海林武(大泉洋)からの指示で、チョコレートを山積みにディスプレイしていた森美雪(加藤あい)。しかし、視察していたシルスマリオの社長(もたいまさこ)から「溶ける」と注意を受けてしまう。社長の前で武から叱責された美雪は、控室で春子に愚痴をこぼした。そんな彼女に春子は「悪いことは派遣のせい、いいことは俺様のおかげ。あの人はそういう人」と冷静に言い放つ。その後、里中に失恋して帰ってしまったウグイス嬢の代わりに、春子が代打を任される。彼女の活躍もあって、チョコは無事に完売した。

シルスマリオに追加注文を依頼するも、当初は難色を示された。しかし、出産で帰省中だった娘(遠山景織子)の鶴の一声で増産が決定。武らも手伝い、徹夜作業でチョコをイベントに納品できた。イベント2日目、順調にチョコは売れていたものの、休憩中の春子と武がバトル。2人のやりとりは、トラブルでマイクがオンになっており、会場全体に響き渡ってしまう。武の派遣に対するモラハラがあったため、チョコの返品が続出。増産したにも関わらず、売れ残ってしまった。

これには社長も激怒。定時を過ぎたものの、責任を感じた春子は武と共に店へ出向き、社長の前で土下座。なかなか許してもらえない中、娘が破水を起こす。救急車が間に合わないということで、助産師の資格を持つ春子が適切な処置を施し、店で出産。無事に危機を乗り越え、社長にも何とか許してもらえた。春子が会社に戻ると、営業企画課がサプライズバースデーパーティーを開催。バレンタイン当日は彼女の誕生日だったのだ。春子は「やめてください!」「おせっかいが気持ち悪い!」と里中らに冷たく言い放ち、その場をあとに。しかし、バス停で寄せ書きのバースデーカードを目にした春子は、表の顔とはうらはらに、彼らの思いに涙するのだった……。

ネット上では、当時から人気の回だったこともあり「このラストは泣く」「最後の涙良かったな」「バレンタイン回はマジで神回」といった声が。また、新作のメイキング映像も放送された。居酒屋で二軒目に誘った武が、浅野務(勝地涼)から断られるシーンで「なんだお前! あっちゃん(妻の前田敦子)のところ帰んのか?」と大泉節がさく裂していたため「最高のアドリブ」との声もあった。

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