苺の言葉“キッチン・ハラスメント”がキーポイント!?新たな犠牲者は明智の同級生で…『美食探偵 明智五郎』第4話

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中村倫也が主演を務める日曜ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第4話が、5月3日に放送される。

原作は、『海月姫』『主に泣いてます』(フジテレビ系)、『偽装不倫』(日本テレビ系)など数々のヒットを連発し、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)ではアラサー女性を共感の嵐に巻き込んだ、東村アキコが手掛ける初のサスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」(集英社「ココハナ」連載)。本作は、容姿端麗だが、超超変わり者の美食家探偵・明智五郎(中村)が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。脚本は田辺茂範、演出は菅原伸太郎水野格。中村のほか、小芝風花小池栄子北村有起哉佐藤寛太劇団EXILE)らが出演する。

第1話&第2話の“林檎”(志田未来)、第3話の“シェフ”(武田真治)。これは、殺人鬼マリア(小池)に背中を押されたことによって殺人というダークサイドに足を踏み入れ“マリア・ファミリー”となった者が、マリアと出会うきっかけとなるインターネット上のハンドルネームだ。第4話では、新たに、“れいぞう子”が登場する。その奇妙な名前の由来とは……?

“れいぞう子”こと主婦・みどり(仲里依紗)は、東北の姑から送られてくる大量の手料理が、冷蔵庫を埋め尽くすことにストレスを抱えていた。結婚して、新居に引っ越して真っ先に買った大きな、真っ白い冷蔵庫。料理が大好きな自分の手料理で冷蔵庫をいっぱいにし、夫(落合モトキ)に食べてもらおうというささやかな主婦の夢は、毎週送りつけられてくる姑からの真っ黒な手料理と、それをこよなく愛するマザコンの夫による“キッチン・ハラスメント”によって打ち砕かれていた。

その無念さから、みどりは“れいぞう子”というハンドルネームを使い、ネット上の掲示板に、「食料品を毎週送りつけてくる姑に困っています」と相談を書き込んだのだった。

みどりにコンタクトを取ったマリアは、彼女の哀しい思いにつけこみ、“れいぞう子ちゃん”と呼びかける。「全てを捨てて、冷蔵庫を空っぽにして……」マリアに背中を押された“れいぞう子”は、夫のために手作り料理を作るはずだった包丁を手に、夫を殺害!

そして、マリアは、からっぽにさせた真っ白い冷蔵庫を“あるモノ”でいっぱいにしようと企む。その、戦慄の“あるモノ”とは……? 真っ白な冷蔵庫とともに、幸せな生活を送るはずだった主婦の哀しい狂気が炸裂する。

<第4話あらすじ>
東北の姑から頻繁に送られてくる手料理が冷蔵庫を埋め尽くすことにストレスを感じていた料理好きな主婦・みどり(仲)が、ネット上で相談に乗ってくれたマリア(小池)に背中を押され、無理解なマザコン夫・和宏(落合)を殺害。

偶然にも和宏の同級生だった明智(中村)は、几帳面な和宏が同窓会を無断欠席したことを心配し自宅へ。留守の和宏に代わり宅配業者から“お袋の味詰め合わせ”を預かるが、その頃室内ではマリアに派遣されたシェフ・伊藤(武田)が証拠隠滅のため、みどりと共に和宏の死体を解体していた……。

その夜、高校時代に和宏に分けてもらった“お袋の味”を懐かしく思い出していた明智は、姑から手料理がしょっちゅう送られてきたら嫁にとっては“キッチン・ハラスメント”だという苺(小芝)の言葉に意表を突かれる。さらに、預かっていた母親の手料理を「迷惑だろうから捨てといてくれ」という和宏らしからぬメールの返信に強い違和感を感じた明智は、みどりに和宏の安否を問い質すが……。

事態の緊急性を感じ上遠野警部(北村)と高橋刑事(佐藤)を頼る明智。そんな中、苺に殺人鬼・マリアの毒牙が迫っていた……!

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