中田英寿、絵付けや鰹節づくりの“骨抜き”などを体験!日本の文化伝える『世界一受けたい授業』

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4月18日の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系、毎週土曜19:56~)は、番組始まって以来の課外授業スタイルで、中田英寿・特別授業「日本が世界に誇れる伝統文化」スペシャルが放送される。

同番組は各界のスペシャリストが“目からウロコ”な授業を展開する新型アカデミック・バラエティ。司会を堺正章くりぃむしちゅー上田晋也有田哲平)が務める。

今回の課外授業は、47都道府県20万kmを旅して再発見した日本の伝統文化の魅力を、中田自身が体験し、味わって伝えていく、見どころ充分の内容となっている。

中田は、日本三大銘茶のひとつ「狭山茶」の生産者・比留間嘉章氏の元を訪ね、手もみ作業を体験。その後、手もみ茶を味わった中田は「すっと綺麗に抜けていく旨味」と、匠の技に驚嘆した。

さらに石川県の九谷焼では絵付師・見附正康氏を訪ね絵付け体験を、秋田県では新政酒造を訪ね、最近では珍しい木桶での酒造りを見学。そして、鹿児島県の枕崎からは、鰹節づくり七十年の老舗・西村浅盛商店から、最高級鰹節が出来上がるまでの工程を中継で紹介。大切な工程のひとつ「骨抜き」を体験する。

様々な伝統文化の心のこもった作業と、その裏側を紹介した中田の課外授業に、スタジオでも畏敬と驚きの声がしきりに上がっていた。

今回の特別授業の発端となったのは、中田がサッカー引退後、世界を旅する中で痛感した「僕は日本の文化を何も知らない」という悔しい思い。以来、2009年から日本国内1600か所以上を巡り、様々な日本の伝統文化を体験してきた。

中田は「10年くらい日本全国を回ってきて本当に素晴らしい生産者、素晴らしい工芸家、いろいろな方を見てきて、こんな楽しいものがあるということを皆に知ってもらいたいと思った」と語り、これまで培ってきた日本の伝統文化に関する知識と熱い思いがシェアできる“特別授業”となっている。

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