横浜流星「和菓子作り始めました」浜辺美波と“ドロドロな愛憎劇”W主演『私たちはどうかしている』

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浜辺美波横浜流星が、7月期の水曜ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)でW主演を務めることがわかった。

原作は、講談社「BE・LOVE」で連載中、累計発行部数200万部超の「私たちはどうかしている」(安藤なつみ著、既刊11巻)で、老舗和菓子屋を舞台にしたクールジャパンなラブミステリー。ドラマの世界に登場する、数々の和菓子、着物、和室など、日本文化「和」の美しさも見どころのひとつとなる。

芯が強く、可憐で才能にあふれ、誰にも物おじしない和菓子職人、花岡七桜(はなおか・なお)を演じるのは、日本テレビのドラマ初主演となる浜辺。そして、創業400年の老舗和菓子屋のクールな跡取り息子、高月椿(たかつき・つばき) を、今年のエランドール賞・日本アカデミー賞新人俳優賞にも輝いた横浜が演じる。2人は、15年前に起こった老鋪和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも惹かれ合う。

W主演の2人、原作者、プロデューサーのコメントを以下に紹介する。

<浜辺美波 コメント>
今回のお話を頂いてはじめて原作を読んだのですが、少女漫画でもあり、本格的なミステリーでもあるというすごく異色なストーリーに加え、椿と七桜の関係の変化や展開の目まぐるしさに、何度も衝撃を受け一気に読みすすめてしまいました! 私が演じる七桜は、常に複雑で切ない思いと葛藤しながら椿と、そして和菓子と、向き合う女性です。亡き母への思い、和菓子への思い、そして椿への思い、たくさんの思いを重ねる七桜の気持ちを想像して誰よりも理解してあげられるよう寄り添いたいと思います。横浜さん演じる椿をはじめ、監督、スタッフ、キャストでどんな『私たちはどうかしている』のドラマの世界が出来上がるのか今からすごく楽しみです。私にとって、挑戦となるシーンもたくさんあるので、丁寧に、激しくそして豊かに作りあげていけたらなと思います。

<横浜流星 コメント>
この度、老舗和菓子屋「光月庵」の一人息子・高月椿を演じることになりました。椿は、亡き父を尊敬していて父の言葉を信じ、光月庵を大切に思い、立て直そうと信念を貫き、奮闘するカッコ良い男です。そんな椿を演じさせて頂くことにプレッシャーを感じていますが、皆さんの期待に応えられるように、椿と向き合い、光月庵や和菓子に対する情熱や思い、孤独さや苦悩を繊細に演じられればと思います。父が亡くなったことがきっかけで生まれた七桜との歪な関係も物語の魅力的な部分だと思っています。“どうかしている”2人が行き着く先を、ハラハラドキドキしながら毎週楽しみにして頂けると嬉しいです。また、和菓子作りも始めました。繊細な作業で難しいですが、とても楽しいです。少しでも多くの方に和菓子の魅力も伝えることが出来れば良いなと思っています。お楽しみに!!

<原作者・安藤なつみ コメント>
自分の漫画人生の中でドラマ化なんてことが起こるなんて信じられなくてずっとふわふわしています。何があるかわからないものです。おまけに一視聴者として楽しんできた日テレさんの水曜10時! とても光栄です。浜辺美波さんと横浜流星くん、そして和菓子に着物と「美しい」しかない世界なのに話はドロドロな愛憎劇……そのギャップを楽しみたいです!! カラーでみられる数々の和菓子にも期待です!!!

<プロデューサー・鈴間広枝 コメント>
安藤先生の原作を読ませて頂き、主人公2人の切ない恋と、たたみかけるように起こるドロッドロな展開に引き込まれ、是非ドラマ化したいと思いました! 主人公の七桜は、可愛らしく可憐な中にも、どんな逆境にも立ち向かうブレない強さを持っている女性。そんな七桜を、ものすごく可愛らしいのに、可愛いだけじゃない“凛とした芯の強さ”を持っていらっしゃる浜辺さんに演じて頂けること、本当に嬉しく思います。そして、一見クールなのに情熱や使命感に溢れ、不器用で可愛い一面も持つ椿には、その涼しげなルックスからは想像できないほど、お芝居に対して熱くて真摯で、でも人なつっこい少年のような一面もお持ちの横浜さんしかいないと思い、オファーさせて頂きました。最強に美しいお2人が、美しくも過酷な和の世界をどんな風に生き抜いていくのか? 皆さまも是非、見届けて頂けたらと思います。世界に誇れるクールジャパンな和の美しさを、最高のエンターテインメント作品としてお届けします! どうぞご期待下さい!

<あらすじ>
15年前、私は彼の一言で、全てを奪われた――。母子家庭だった七桜(浜辺)は、和菓子職人である母が勤める老舗和菓子屋「光月庵」に母娘で住み込んでいた。光月庵の跡取り息子・椿(横浜)は七桜と同い年で、お互いに初恋の相手でもあった。

しかし、ある朝。椿の父=光月庵の主人が何者かに刺され、血まみれで発見される。当時6歳の椿の証言で、七桜の母親は逮捕され、七桜も光月庵を追い出されてしまう。主人を刺したのは、本当に母なのか……? 謎が残されたまま、母は取調べ中に亡くなり、15年が過ぎた―――。

七桜と椿は、ある和菓子の対決で再会。七桜の和菓子に興味をもった椿は、七桜が幼なじみと気づかぬまま、初対面でプロポーズする。七桜は母の無実を証明するため、正体を隠したまま、椿との結婚を利用して光月庵に乗り込むことを決意。しかし、そこには思わぬ逆境が待ち受けていて……!?

幼なじみで初恋の相手でありながら、“容疑者の娘”と“被害者の息子”の2人。七桜の正体は、いつ暴かれてしまうのか? その時、椿はどう思うのか? 惹かれ合う2人は、運命のいたずらを乗り越えられるのか? そして、椿の父を殺したのは誰なのか!? 15年前の事件の真相とは――!?

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