斎藤工、仏映画祭で挫折を経験…“泥臭さ”に視聴者感動「感極まってしまったわ」『アナザースカイII』

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斎藤工が、2月21日に放送された『アナザースカイII』(日本テレビ系、毎週金曜23:00~)に出演。パリコレを目標に訪れたというフランス・パリに降り立った。

バックパッカーとして16歳の時に渡仏した斎藤。彼にとってパリは「ある意味戦地」と語る。最初のオーディションで、ウォーキングをした際には「足をケガしているのか?」と言われたこともあった。そうしてオーディションには落ち続けたものの、挑戦した甲斐あってパリコレデビューをすることができた。しかし、そんな大事な場面でつまづいてしまう。それからの彼の人生「これはいけるぞ」と思う場面の一歩目は必ずコケているため、パリコレの失敗は「色んな教えを与え続けてくれています」と話した。当時は、1つのショーに一人アジア人がいればいい時代。挑戦をやめなかったことについては「怖かったんですけど……未来から逆算して焦らすというか」と当時の思いを述べた。

そんな中「今回は一人ではない」と芸人であり、彼とも親交の深い永野が登場。3年かけて制作した映画『MANRIKI』が、パリ国際ファンタスティック映画祭・コンペティション部門入選を果たしたため、原作者・原案者・出演者である永野と主役兼プロデューサーである斎藤が、映画祭のためにパリへとやって来たことが明かされた。二人の出会いは、今田耕司がMCを務めていたバラエティ番組。よって、斎藤と永野の闘いと成長を今田に見てほしかったと言い、自らを「昼顔・ラッセンペア」と名付けてスタジオを笑わせた。

映画祭では、観客の盛り上がりやスタンディングオベーションもなく上映が終了。永野は「120%で臨んでいた分、いろんなことに気づかされた」と落ち込む。彼と客席で見ていた斎藤も、今回がゴールではなく始まりであり「思いとしてフルスイングしたものを当てていきたい気持ちが増しました」とコメント。その夜、映画を再編集することを決めた。その後、映画祭では特別賞を受賞できたのだが、斎藤は「遥か先が霧で見えない」とポツリ。自身は作品至上主義であり、理屈ではない「何か」がないとパリでは通用しないと語った。映画祭では、ほろ苦いデビューとなったものの「もう一回立ち上がって、歩き直すことが大事」と前を向いた。

インターネット上では、斎藤が映画制作やバラエティへ積極的に取り組む姿勢について「彼の頭の中を覗きたい」「感極まってしまった」「斎藤工、泥臭くてほんとすき、声もすき、録画したから900回みよ!」といった声があった。

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