賀来賢人は一体…謎を呼ぶ最終回エンディング“ラスト5秒”に視聴者は「放心状態」の声『ニッポンノワール』

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賀来賢人が主演を務めるドラマ『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の最終回が、12月15日に放送。インターネット上では、まさかの展開に視聴者が困惑する形となった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は大ヒットドラマ『3年A組』の脚本家・武藤将吾が手掛けるアンストッパブル・ミステリー。遊佐清春(賀来)は警視庁捜査一課の刑事。ある日、山小屋で目を覚ますと、右手には拳銃、横には上司だった女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の死体が転がっていた。薫と出会った頃からの記憶がない清春は、残された証拠を頼りに事件の真相を探るため奔走。そしていよいよ事件解決目前に……。

すべての記憶を取り戻した清春。記憶では、薫から10億円強奪事件を起こしたのは、肉体改造プログラムを完成させる新薬を盗むためであり、清春には容疑者になってもらうと告げられた。薫は10億円強奪事件によって、ニッポンノワールの存在を世に知らせようと思ったができなかった。そこで、薫が自殺し、清春を犯人に仕立て上げる。警察は彼を追うことで、強奪事件との関連性、さらにニッポンノワールにたどり着けるというのだ。清春は彼女を止めたものの、何者かから銃で撃たれて死んでしまった。

目を覚ました清春は、捜査一課長の南武修介(北村一輝)に連絡をとり、一芝居打つよう依頼。2人のやりとりを捜査一課チームにあえて盗聴させ、清春に撃たれたフリをするよう頼んだ。清春は、南武と捜査本部で会話する中で、10億円や新薬のありかが山小屋にあると匂わせた。

薫から預かった新薬を注射し覚醒した清春は、まんまとやってきたガスマスクの男と対峙する。その正体は、亡くなったはずの才門要(井浦新)だった。しかし、彼曰くガスマスクの男はもう1人いるという。才門がこの日以外で過去にガスマスクを被ったのは、留置場で清春に銃を向けたときのみ。そして才門が、喫茶店・ボナーロのマスター・深水喜一(笹野高史)に頼んで清春の記憶を消去させ、新薬のありかをうやむやにしたことを明かした。

才門は血を吐きながら「俺も人体実験を受けたんだよ」と告白。しかし自身には適合せず、身体はボロボロ。「だから(清春の)サポートにまわたってわーけ」と彼らしい口調で命をかけたことを明かした。才門は、ニッポンノワールが欲しがっている新薬をあえて自身に打った清春に対し「やっぱりお前は欠陥だらけのチャーミングな男だった」と言い放つ。清春が「褒めてんのか、けなしてんのかどっちだ?」と問うと「けなしてんだよ」とポツリ。清春であれば、自身の婚約者で、ニッポンノワールのことを世間に公表しようとしていた深水星良(入山法子)の無念を晴らしてくれると本音を吐露した。その瞬間、銃声が山小屋に鳴り響く……。

ネット上では、真犯人との対峙が実時間とリンクしたことで「芸が細かくてすき」といった声が。さらに、謎を呼ぶエンディングに「最後の最後どういうこと? 私には高度過ぎるw」「ラスト5秒でどん底に突き落とされた!!」「なんか感動して放心状態」といった声があった。

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