「メモの魔力」前田裕二の“魔法の言葉”に広瀬アリスも感嘆…ネットは「一言一句全てが突き刺さる」の声『アナザースカイII』

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SHOWROOM株式会社代表取締役社長の前田裕二が、11月29日に放送された『アナザースカイII』(日本テレビ系、毎週金曜23:00~)に出演。インターネット上では、彼の仕事術に感銘を受ける人が多くいた。

前田は、著書「メモの魔力」(幻冬舎)が40万部以上の大ヒット。講演会をすれば1000人以上がやってくる実業家。今回は、2011年から2年間アメリカで金融マンをしていたこともあって、思い出の地・ニューヨークを訪れた。

まずは彼が働いていたという世界最大級の金融グループUBSへ。入社した時は「ここで一番になる」と思っており、退社して帰国する時には「起業して成功するぞ」と思っていたと回顧。UBSにはそんな彼の野心の源が詰まっていることが明かされた。また、思い出の地に足を踏み入れると美化されてしまいがちだが、大変で憂鬱な毎日を過ごしていたことを忘れないことが必要で「苦しかったことを乗り越えて(現在)やってきていることが大事」と話した。

前田は「優れるな、異なれ」とスタッフに伝えていると明かしつつ、銀行員時代は何かで優れて1番になるよりも、ガッツで異なるしかないと思っていたとのこと。ニューヨークでは、そんな当時の自分の仕事ぶりを認めてくれた元顧客の佐々木さんと会うことに。初対面は2011年で社会人2年目。前田が金に困っており、語学学校でバイトをしながら、一銭も使わず、そこにいる先生から英語を教わったことを聞き「負けた」と思ったという。また、彼から「こうなりたい」と発せられるエネルギーや欲望を直球でぶつけられたことで感動したと振り返った。

前田は幼い頃に両親を亡くし、知人に引き取ってもらった先で生活していた。早稲田大学を卒業し、ニューヨークで順調に仕事をしている中、引き取ってもらった先の息子が亡くなった知らせを受けた。それがきっかけでキャリアを方向転換。「死ぬことが運命づけられているのなら、自分のミッションに忠実に生きていかなきゃならない」と思い、起業を決意したという。

前田は次の野望について、昨年配信アプリで収益1位になったが、満足できるものではないため、もっと規模を広げていきたいと吐露。長期的な夢として、世界と戦いたいことを明かした。スタジオでは、幼少期から様々な逆境を乗り越えた自分が成功していくことで、マイナスを持っている人が、マイナスじゃないことに気づいてほしいと言い「マイナスの絶対値が大きい方が、ひっくり返した時に大きなプラスになることを証明したい」とコメント。そんな彼の発言に、MCの広瀬アリスは「今の刺さりました」と頭を抱える仕草をし、感銘を受けていた。

ネット上では、前田の放つ言葉に感動した視聴者が多く「一言一句の言葉全てが突き刺さる」「本当にバケモノ」「たくさん努力されたのがすごく伝わった」といった声があった。

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