林家木久扇が『笑点』(日本テレビ系、毎週日曜17:30~)の大喜利メンバーになって満50年になったことを記念して、木久扇自身がメンバーの似顔絵を描いたオープニングアニメ「笑点オープニングアニメ特別編」が、11月17日より放送される。
10日は、木久扇が笑点メンバーになって満50年を祝う放送が行われたが、「木久扇50年まつり」はこれだけではなかった。笑点といえば「大喜利」「中村八大先生作曲の笑点のテーマ」、そしてその笑点のテーマにのって流れる「オープニングアニメ」だ。ある調査では「2歳未満の赤ちゃんが一番喜ぶテレビ番組」に選ばれたこともあり、長年親しまれてきた伝統のオープニングアニメの笑点メンバー紹介部分の似顔絵を、木久扇が描いた。
これまで「もしも笑点メンバーが落語の世界に飛び込んだら」「笑点メンバーが江戸の商売をやったら」「笑点メンバーがオリンピックに出場したら」など様々なテーマで作られてきたオープニングアニメだが、今回の木久扇特別版のテーマは「笑点ができるまで」となっている。
自身を含めて、現在の笑点メンバー8名(春風亭昇太、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、林家たい平、林家三平、山田たかお)と桂歌丸師匠の計9名が登場する今回のオープニングアニメ。作画を行ったのは、笑点のアニメを40年以上手がけている画家の竹内大三先生だ。40秒の中に「笑点ができるまで」の世界がすべて詰め込まれたアニメに注目だ。
お披露目を前に、木久扇からコメントが到着。以下に紹介する。
<林家木久扇コメント>
自分の画がアニメになる。しかも笑点のオープニングという事で喜んでOKして似顔絵を描きはじめましたが、いつもずっと見ているメンバーの顔の特徴をだして似顔絵にするのは、思ったよりも大変な作業でした。とにかく楽しい笑点のいちばんはじめだから「楽しそうにかわいく」を意識し、とくに昇太さんは新婚さんですし「幸せそうに見えるよう」意識しました。
2019年が、ボクが笑点メンバーになって50年。そして2020年5月には笑点が55年目に突入しますが、決してこんな所がゴールではないので、「これからも笑点は羽ばたき続けるぞ」という決意を込めて、笑点メンバー全員が飛び立つ姿をクライマックスに持ってきてもらいました。出来上がったものを何度も何度も拝見しましたが、これからも頑張るぞとあらためて思える作品になっていて大変満足です。