片寄涼太&今井悠貴『3年A組』俳優がキーマン『ニッポンノワール』新章スタート

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片寄涼太GENERATIONS from EXILE TRIBE)と今井悠貴が、賀来賢人主演のドラマ『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の新章となる第6話(11月17日放送)に出演することがわかった。

本作は、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』の脚本家・武藤将吾が手掛けるアンストッパブル・ミステリー。叩き上げの刑事・遊佐清春(賀来)は、森の中で目を覚ますと、数か月間の記憶を失っていた。右手には拳銃、横には上司だった女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の死体。殺したのは自分なのか、それとも……。真相を追い求める清春に、かつての仲間だった同僚刑事が迫る。そして事件は未解決だった「十億円強奪事件」の真相へと繋がっていく。第5話のラストでは、清春の記憶が呼び戻される形で、殺害された薫自らが「十億円強奪事件」の真犯人であると告白するという、驚くべき真実が明らかになった。しかし、薫を殺害したのは誰か? 十億円の隠し場所は? 警察の地下組織だというニッポンノワールの目的とは? など、多くの謎は残されたままだ。

片寄演じる甲斐隼人は、『3年A組』では甲斐軍団なるグループのリーダーで、人質となったクラス全員の解放を条件に、担任の柊一颯(菅田将暉)に決闘を申し出るなど、クラスの中心的存在を演じた。今回の第6話では、甲斐軍団の一員だった石倉光多(佐久本宝)とダンス練習に励んでいる中、公安部から追われて逃亡を続ける清春が、とある人物の行方を掴もうと聞きこみに訪れる。甲斐が語った情報が、清春に重要な手がかりをもたらすきっかけになるのだが……。

同じく『3年A組』に出演していた今井演じる西崎颯真は、担任の柊を救ったヒーロー・ガルムフェニックスと、そのスーツアクターであるファイター田中(前川泰之)に憧れ、高校卒業後は田中の元で修業していた。今回は清春からの依頼を受け、田中と重要な任務に就くことになるようで……。ちなみに、第6話からの新章は「カク○○編」と銘打たれるのだが、現在のところ、○の中の文字は明らかにされておらず、この点も注目だ

オンエアを前に片寄と今井からコメントが到着。以下に紹介する。

<片寄涼太コメント>
この度、ドラマ『ニッポンノワール』への出演オファーを頂き、また『3年A組』の甲斐隼人を演じられることを大変嬉しく思いました。いち視聴者としても拝見させて頂いていたので、そんな『ニッポンノワール』の世界に生きることができることにも、とても興奮しました。撮影は久しぶりのスタッフの皆さまとの再会に懐かしさを感じながらも、良い緊張感に包まれた現場には背筋を正されるような刺激を感じながらお芝居に臨ませて頂きました。甲斐隼人の半年後を考えてお芝居をするというのも役者としてすごく良い時間となり、賀来さんとの対峙は独特の緊張感があって、非常に貴重な経験となりました。物語の展開のきっかけになるような役どころだったので、お見逃しのないようご覧いただきたいですし、『3年A組』をご覧いただいていた方には、甲斐隼人の成長も感じて頂けるのではないかと思います。

<今井悠貴コメント>
魁皇高校を卒業した後、西崎がスーツアクターになったことは『3年A組』で明らかになっているので、『ニッポンノワール』でガルムフェニックスのモチーフが現れはじめた頃から「もしかしたらこれは……」と勝手に妄想していました。なので、今回お声をかけて頂いた時はガッツポーズをしてしまいました!『3年A組』の時にご一緒させて頂いたスタッフさんもいらっしゃって、現場に入った瞬間あの教室の空気感が戻ってくるようでした。不思議な気持ちでの撮影でした。

<第6話あらすじ>
警察署を襲撃したガスマスクの男ら約100人の武装集団。混乱の中、喜志(栄信)殺害の疑いをかけられた遊佐清春(賀来)は才門要(井浦新)の手引きで逃走。追う警察は清春を全国指名手配にかける。清春は逃亡生活の中で碓氷薫(広末)の告白が脳裏にフラッシュバックする。

「十億円強奪事件の真犯人は……私よ」

これまで追いかけてきた「十億円強奪事件」と「碓氷薫殺害事件」の接点、それがまさかの薫自身がその真犯人だったという真相に繋がる。これにより謎は一層深まる。ではなぜ薫は殺害されたのか。そして手を下した人間は誰なのか……。

ニッポンノワールの拠点を探る清春は、半グレ集団ベルムズと警察が癒着している疑いを知る。また複数のベルムズメンバーが警察病院で相次ぎ失踪しているとの情報を得て才門と共に潜入を試みる。こうした中、克喜(田野井健)が服用している薬は未認可の劇薬と判明。徐々に鮮明になる清春の記憶。そして、組織の輪郭が見え始める――。

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