高畑充希が橋本愛に方言で本音をぶつけ視聴者号泣「芝居の殴り合い最高だった」『同期のサクラ』

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高畑充希が主演を務めるドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の第3話が、10月23日に放送。インターネット上では、北野サクラ(高畑)と月村百合(橋本愛)のやりとりに胸を打たれる声が相次いだ。

『過保護のカホコ』の制作チームが集結し、脚本・遊川和彦×主演・高畑が再びタッグを組んで送るオリジナルドラマ。“故郷と本土を結ぶ橋を架けること”を夢見て、大手ゼネコン・花村建設に入社した忖度できない主人公・サクラと同期たちの10年間を、1年=1話で描いていく。

東日本大震災の前日、サクラは新規採用向けのパンフレットを作るため、同期で広報部の百合と共に、各部署で3年目を迎える同期たちへ取材を行っていた。先輩の理不尽な要求にも耐えて本音を隠しつつも仕事を進める百合と、相変わらず自分が納得しないと仕事を引き受けないサクラ。同期を取材をしていく中で、サクラは優秀だと評判の百合にも「取材を受けた方がいいのではないでしょうか?」と投げかける。

インタビュー中、優等生的発言をする百合に感動するサクラだったが、取材を終わった途端、百合は「リップサービス」と本音を吐露。結局ゼネコンは男社会で、責任のある仕事を任せてもらえず「寿退社した方がマシ」とウンザリした様子を見せた。そうして話していると、大切なクライアントの年上男性から食事の誘いが百合に届く。セクハラから身を守るため、百合はサクラを連れていくことにした。

クライアントと高級レストランで食事をしたサクラは「こんな美味しいもの初めて食べました」と感動。しかし、百合がトイレに行っている隙に、男性からタクシー代を渡されてしまう。男性は、2人っきりになりたいと言い「頼みを聞いたら君のことを褒めておくよ」と甘い誘いをするも、サクラには通じず。逆にクライアントを怒らせて帰らせてしまった。

そんな中、百合は「仕事に疲れた」と好きでもない男性と結婚をして寿退社することが発覚。サクラは、結婚して子供と過ごすという彼女に「それは百合さんの本当の夢ですか?」と問いかける。サクラは、もっと彼女と一緒に働きたいと言い「私には夢があります」とお馴染みのフレーズを連呼。しかし百合は「夢があればえらいわけ!?」と怒りをぶつけ、サクラの祖父を卑下したり「あんたの島の橋もどうせかかりはしないから!」とイライラをぶつけた。

それまで静かに聞いていたサクラだったが、百合に「ブス!」と暴言。感情が高ぶったのか、島の方言を交えながら、百合に「ここは自分の場所じゃない」と現実から逃げているだけだと指摘。さらに「女性に仕事を任せてくれない」と嘆くが、その努力をしていないだけで、それが辛いなら自分が「女性も働きやすい職場づくり」をするべきだと訴えた。

涙を浮かべながら「無理して笑うのをやめんれ」とそのままの自分でいるべきだと言い、もし愚痴があるなら「全部私が聞いてやっからよ! あんたそのままだと、どんどんブスになるだけだ」とぶつけた。しかし百合には響かず「二度と目の前に現れないで」と言われてしまう。その日の夜、祖父にファックスで喧嘩したことを報告すると、あるアドバイスが送られる……。

ネット上では、サクラの方言交じりの訴えに「これは泣いた」「サクラの声にはいつも優しさがこもっている」「芝居の殴り合い最高だった」と感動の声に包まれた。

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