唐沢寿明VS伊勢谷友介、最終決戦!父の影響で殺人鬼へと化した雫の真意は?『ボイス』最終回

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唐沢寿明の主演ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)が、9月21日にいよいよ最終回を迎える。ついに、樋口彰吾(唐沢)と殺人鬼・本郷雫(伊勢谷友介)の戦いに決着が……。

※以下、ネタバレが含まれています。

本作は、通報を受けて「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」が使命とされる警察の緊急指令室を舞台に、迫りくる凶悪犯罪者から“声”を手掛かりに被害者を助ける新感覚タイムリミットサスペンス。唐沢が演じるのは、「ハマの狂犬」の異名をとる敏腕刑事・樋口彰吾。かつて妻を残虐な方法で殺害され、その復讐を果たそうとするという役どころで、もう1人の主人公である真木よう子演じるボイスプロファイラーの橘ひかりと共に、様々な事件を解決していく。

第9話までに、ECU・緊急出動班の石川透(増田貴久)が、自身と彼の父がそれぞれ誤って起こしてしまった殺人のことで、雫や彼の義兄・上杉歩(手塚とおる)から脅されており、内通者になったことが発覚。それを知る樋口から呼び出された石川は、「自分の心の声を裏切るな」と“兄貴からの最後の言葉”を受け、その後、ひとり雫の元へ向かう。しかし、狂気に満ちた雫からの攻撃から逃れることができず、いよいよ鉄球を振り下ろされる! 一方で、雫が少年時代、父・本郷辰夫(伊武雅刀)の殺人現場を目撃したことで、“本郷雫という怪物”が生まれたことが明らかになるが……。

<最終回あらすじ>
雫(伊勢谷)に監禁された石川(増田)に命の危機が迫っていた。海辺にある雫の別荘に車を走らせた樋口は、雫の車と血痕に気付き、石川が中にいると確信。緊急指令室のひかり(真木)が現場への応援を整える中、樋口は一人建物に侵入するが、室内に人の気配はない。その時、ひかりが地下からの反響音を捉え、地下室の存在に気づく。地下室にたどり着いた樋口を待っていたのは、呼びかけに応じない血まみれの石川だった……。

怒りに震える樋口に奇襲をかける雫。樋口と雫の互いに一歩も譲らない銃撃戦が繰り広げられる! 駆けつけた強行犯係が雫を取りおさえるものの、雫は怒りが収まらない樋口を楽しそうに挑発する。一方、雫逮捕の一報を聞いた本郷(伊武)は、負傷した雫の搬送先の病院に根回しをしていた……。

現場の樋口と合流したひかりは「怪物を作るのは人」だと話し、父親の存在によって殺人鬼へと作り上げられた雫の心の中を想像する。そんな中、雫の容態が急変し意識が無い、という無線連絡が入る。突然の容態変化を不審に思った樋口とひかりは病院へ。しかし、雫が処置中に服毒自殺を図って死亡したと告げられ……。

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