増田貴久演じる石川に危機が…!雫に手を貸した悲しき理由も明らかに『ボイス』第9話

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唐沢寿明の主演ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が、9月14日に放送される。

本作は、通報を受けて「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」が使命とされる警察の緊急指令室を舞台に、迫りくる凶悪犯罪者から“声”を手掛かりに被害者を助ける新感覚タイムリミットサスペンス。唐沢が演じるのは、「ハマの狂犬」の異名をとる敏腕刑事・樋口彰吾。かつて妻を残虐な方法で殺害され、その復讐を果たそうとするという役どころで、もう1人の主人公である真木よう子演じるボイスプロファイラーの橘ひかりと共に、様々な事件を解決していく。

公式HPで公開されている第9話の予告映像では、敵対する樋口(唐沢)と本郷雫(伊勢谷友介)の様子、さらに雫は父である本郷辰夫(伊武雅刀)にも楯突く姿が。また、なんとしても雫を捕らえようと息巻く樋口に対し、「俺たちが敵う相手じゃない!」と声を荒げる石川(増田貴久)。そんな彼に樋口は「俺とお前は負けちゃダメなんだ」と熱い思いをぶつける。その後、雫の元へ一人で向かった石川に危機が迫り……。

<第9話あらすじ>
地下鉄駅の拡張を巡って開発側と反対側がもめている現場に出動した樋口(唐沢)と石川(増田)。激化する衝突を止めようとした時、地下トンネルの崩落事故が発生する。トンネル内に取り残された作業員を救うため、緊急指令室のひかり(真木)は直ちに各所に救助要請をするが、トンネル内からガス漏れの音が聞こえることに気づく。爆発の危険が迫るトンネルに入った樋口は、ひかりが聞き取った音の情報を頼りに暗闇の中で瓦礫に埋もれた生存者を探す。

一方、港東署では雫(伊勢谷)が参考人聴取に応じていた。しかし、普段は礼儀正しく殺人の証拠も残さない雫を前に強行犯係は手がかりを得られずにいた。そして、雫の父・本郷(伊武)は、本郷ホールディングスが関わった現場で崩落事故が起きたことを表沙汰にしないために各所に圧力をかけていた。ECUを警戒する本郷は、田所(小市慢太郎)を使い事故現場からECUを排除しようとするが……。

樋口たちと緊急指令室のECUが連携し、現場では必死の救助作業が進む。しかし安否不明の最後の一人を探す樋口たちを、ガス漏れによる爆発が襲う。消防隊が消火にあたる中、樋口は開発反対派の一人から、本郷ホールディングスが絡んだ別の工事現場でも事故が起きていたという話を聞き、疑念を抱く。そこに雫が現れる。雫の挑発に怒りを感じる樋口の隣りで、密かに雫と通じる石川は身を強張らせていた。

樋口の情報を聞き工事の詳細を調べたECUは、本郷ホールディングスの杜撰すぎる管理体制を突き止める。そして雫の殺人の証拠を探す樋口とひかりは、未希(菊池桃子)が残したボイスレコーダーから微かに海の音が聞こえることに気づく。二人は雫が殺人を繰り返していた場所が海の側にあると考える。

そんな中、ひかりは真犯人と内通の疑いがある石川をチームから外すべきだと主張するが、樋口はなぜ石川が雫に取り込まれたのか自分が理由を探ると話す。樋口は本郷ホールディングスの下請けリストに、かつて石川の父親が務めていた会社の名前があることが気になっていた。その頃、施設にいる父親を見舞った石川は、一人苦悶の表情を浮かべていた。苦悩する石川が犯人に手を貸した悲しき理由、そして、殺人鬼・雫誕生の秘密が明かされようとしていた……。

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