黒幕“カチカチ野郎”は伊勢谷友介『ボイス 110緊急指令室』

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唐沢寿明の主演ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第6話が、8月17日に放送され、樋口彰吾(唐沢)の妻・未希と橘ひかり(真木よう子)の父を殺したフード姿の殺人鬼「カチカチ野郎」こと本郷雫役を演じているのが、伊勢谷友介であると判明した。

本作は、通報を受けて「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」が使命とされる警察の緊急指令室を舞台に、迫りくる凶悪犯罪者から“声”を手掛かりに被害者を助ける新感覚タイムリミットサスペンス。唐沢が演じるのは、「ハマの狂犬」の異名をとる敏腕刑事・樋口。かつて妻を残虐な方法で殺害され、その復讐を果たそうとするという役どころで、もう1人の主人公である真木演じるボイスプロファイラーのひかりと共に、様々な事件を解決していく。

これまで、この「カチカチ野郎」役が誰なのかSNSを中心にさまざまな推測が飛び交っていたが、伊勢谷は、「すでに何人かの方からSNSで『(カチカチ野郎を演じているのは)あなたなんじゃないか?』と書かれたりしていたんですが、名乗り出られなくてもどかしかったです(笑)」とコメント。

また、「本郷雫は社会の中で、ある特別な場所に居続けた結果として『恐怖』や『怯え』という、すべからく動物が持っているはずの機能が排除され、狂気に染まってしまった人です。本来、怯えや恐怖というものは人間を存続させるためのもので、起きてはいけないことを自分で想像して恐れるからこそ、自制したり優しさを持ったりすることにつながると思うんです。それを失ってしまった人間の姿を自分がリアリティをもって伝えることで、怯えや恐れ、哀れみがあるからこそ人は優しさをもって、社会の中で生きていけるんだ、というようなことを見てくださった方々が感じられるよう、僕は最大限、雫の側を見せていければと思います」とメッセージを寄せた。

物語はいよいよ後半戦。疑念と策略が渦巻くなか、ECUは遂に樋口の妻とひかりの父の死の真相に迫りはじめる!

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