眞島秀和、隠岐「牛突き」の迫力に驚愕!『遠くへ行きたい』

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眞島秀和が、7月7日放送の『遠くへ行きたい』(読売テレビ、毎週日曜7:00~/日本テレビ、毎週日曜6:30~※一部地域を除く)に出演。隠岐の夏を満喫する。

旅のはじまりは隠岐の島に向かうフェリーの上から。太古の地層や独特の生態系を残す隠岐は、全域がジオパークとしてユネスコに認定されている。まずは、馬の放牧地で崖の高さがなんと257mもある西ノ島の「摩天崖(まてんがい)」と呼ばれる天空の草原へ向かう。

隠岐で人気なのがシーカヤック。シーカヤックは初体験という眞島は、ガイドの柳原瑛司さん(35)の案内で海へこぎ出す。向かうはカヤックでしか行くことができない、奇岩が重なり合うトンネル。そこで見た美しい景色とは?

隠岐がジオパークに選ばれた理由の一つに、600万年の地層を見られることがある。その土を生かした工芸品を生み出したのが、「焼火窯」の加藤唐山さん(75)と洋子さん(75)夫婦。眞島は加藤さん夫婦の工房を訪ねる。その工芸品とは、工房前の崖から取れるカラフルな土で布を染める「泥染め」。眞島は加藤さんの指導で、泥染めを体験する。

次に向かうのは、隠岐最大の島「島後(どうご)」。眞島が西郷港を歩くと、手こぎボートを漕ぐかけ声が聞こえてくる。「カッター」と呼ばれるボートで、漕いでいるのは隠岐水産高校の生徒たちだ。その生徒たちが作る名物が「京見屋分店」にあるという。店主・谷田晃さん(50)が教えてくれたのが「サバ缶」。地元の人も必ず買うという「隠岐水産高校 実習缶詰」を眞島もいただく。

「玉若酢命神社」には樹齢2千年以上の「八百杉」がある。高さ30m、幹の周りが11mもある巨木だ。眞島はその大きさ、神秘的な雰囲気に圧倒される。さらにこの神社の億岐家宝物殿には特別な宝物がある。億岐みゆきさんが見せてくれたのは「駅鈴」という鈴。1300年前、奈良時代に作られた国の重要文化財だ。当時の役人が地方に遣いにきたときに、この鈴を鳴らして来訪を知らせたという。眞島は鈴を持たせてもらい「ずっしり!」と驚く。

風情ある街並みのなか、お菓子屋「秀月堂」を発見。店の黒川由希恵さんが教えてくれる「さざえ最中」の美味しい食べ方とは? さらに「木村屋パン」でおすすめの「カステラパン」も食する。

油井漁港で、眞島は漁師の大戸忠志さん(65)の船に乗り、いまが旬の魚の漁に同行する。旬の魚とは、アゴ(トビウオ)。網にかかったアゴを港に運び、それをグルグルと回る機械の中へ。回すうちに、うろこがポロポロと落ちるなんとも最新式の機械だ。そして眞島は包丁を持ち、アゴの調理に挑戦。しかしアゴの身をさばくのは、けっこう難しくて……!?

隠岐の名物に「牛突き」がある。800年の伝統を持つ闘牛だ。牛飼育者の齊藤茂さん(70)によると、大関クラスの牛は900kgを越す巨体になるという。眞島は牛突きの稽古を見せてもらうことに。綱を持って牛をけしかける「綱取り」という役割があり、大きい牛を操るためには4、5人で1頭の牛にかかるという。

さらに最近、人気のスポットだという海岸へ。浅い海が隠岐まで続く、珍しい海岸「油井前の洲」だ。水面に空が映り、まるで鏡の上を歩くような不思議な感覚になる。眞島は海で写真を撮っている中尾謙作さん(24)に出会う。中尾さんが撮る海岸の写真は、まるでファンタジーの世界のように美しい。風が止まった瞬間、水面が落ち着くのを待って、水面ギリギリから撮影するのがコツだという。眞島も中尾さんの写真の世界に収まる。

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