アルピー平子「バラエティにウ〇コとおっぱいが帰ってくるぞ!」『TVマン THE WORLD』

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世界各国の敏腕TVマンの仕事ぶりを紹介するバラエティ特番『TVマン THE WORLD~世界の敏腕ディレクター~』(読売テレビ・日本テレビ系)が、6月20日(木)23時59分から放送される。

国や文化が違えば演出、編集、番組の作り方も多種多様。今回は各国で活躍する凄腕のディレクターに「日本人を使ってバラエティ番組を作って下さい」と制作を依頼。バナナマン設楽統日村勇紀)とロケに参加した芸人は番組のメイキング映像、完成した番組を一緒に見ていく。海外のTVマンと日本の芸人はどんな化学反応を起こすのか!? 

タイの気鋭のディレクターはダイアンユースケ津田篤宏)、加藤諒を使ってゲーム形式のバラエティを制作。日本と異なる制作方法に戸惑うダイアンと加藤だったが、完成した映像はディレクターの斬新なアイデアが随所に盛り込まれたクリエイティブな作品に!

また、モンゴルの巨匠ディレクターはアルコ&ピース平子祐希を使い、大草原が舞台の人情味溢れるコントを制作。平子は芝居の高い要求に苦労の連続だったが、完成した映像は想像を絶する素晴らしいものだった。

収録後のバナナマン、ダイアン、平子からコメントが到着。以下に紹介する。

――収録を終えていかがですか?

設楽:我々も日本でテレビの仕事をやっていますけど、国が変わるとすごく変わるんだなあと思いました。今回は、日本の芸人さんと加藤(諒)君に行ってもらったんですが、何となく大変だというのもわかるので(笑)。海外のディレクターが作ってくるVTRもおもしろいんですが、「大変なんだろうな」「面倒臭いんだろうな」って、そういう見方もできるからおもしろかったです。初めて見る不思議な番組でした!

日村:どっちの国もこの10年くらいでバッとテレビ局が増えているんですよね。我々が子供のころに見ていたドリフとか、ひょうきん族とか、心のどこかで憧れていた番組みたいな作り方、質だなって感じました。あのムチャクチャな感じがタイやモンゴルで起こってんじゃないかと思うと、僕らも刺激になりましたね。

――タイとモンゴルに行かれた事はありますか?

設楽:タイは何回もありますけど、モンゴルは行った事ないですね。タイでは、日本のバラエティ番組のロケで、若手の頃から何度も行っていて、何でもアリのイメージがあるんです。ワニショーをやらされたり、繋いでいない虎と一緒に何かやるとか、何でもアリな感じが逆に怖かったです。

日村:そう。(虎が人間に)「慣れているんですよ」って言ったって……(笑)。怖いじゃないですか……。

――今回でタイのテレビのイメージは変わりましたか?

設楽:できあがった番組がおもしろかったので、(海外の番組への)イメージがちょっと変わりました。カット割りや、ドローンを使ったりして、すごく凝っているな、と。映像とか使っている機材とかは全然変わらないと思うんですが。

――タイとモンゴルのバラエティ番組、出演するとしたらどちらがイイですか?
設楽:タイ(即答)。

日村:モンゴルはちょっと移動(都心から2時間)が大変そうです。

設楽:今回はモンゴルの方がロードムービー的な感じがあって、ドキュメンタリーっぽかったけど、あれはコントか……。あれはあれで作品としておもしろかったけど……(悩んで、日村に)どっちがイイ?

日村:確かに、経験できないのはモンゴルかもしれないね。タイだったらプライベートでも行く可能性があるけど、モンゴルは今までの人生でもなかなか行く機会がなかったし……。

設楽:確かにそうか。やってみたいのはモンゴルかな(笑)。タイにしてもモンゴルにしても、日本も海外も、笑いって共通する部分があるんだな、と思いました。(タイのVTRでの)オネエの方がハクションってズラを落とすとか。

日村:結局、日本もIKKOさんで笑ってるもんね。ズラ取れたIKKOさんで。

設楽:根底の部分は変わらないのかもしれないですね。

――3人(ダイアン&平子)はロケに行かれて、現地のディレクターと仕事をしていかがでしたか?

ユースケ:ちょっとロケの時はナメてたんです(笑)。いや、ナメてはいるというより、日本のバラエティの方が上なんだぞみたいな感じで見ちゃっていました。今日、VTRを見て、仕上がりにビックリして……。度肝を抜かれました(笑)。

設楽:そうだよね。逆に編集に助けられている……(笑)。

津田:全部助けてもらいました(笑)。

ユースケ:お見事の編集でメチャクチャ勉強になりました(笑)。

津田:ホンマにドラムセットは、サイコーでした。何とか小型化して、日本でも置いておけるようなシステムを作りたいです。(スベッても)全員助かります!

日村:どんだけスベるんだよ(笑)。

平子:ドラムいいなぁと思いました(笑)。モンゴルは結構ストイックな撮り方だったので……。スタッフ笑いもゼロでした……。でも下ネタは使っていましたね(笑)。

設楽:今回のキャスティング、海外ロケをやるっていう時に、このメンバーって渋くない?(笑)。人選の渋さにやられたよ(笑)。

日村:格好良いキャスティングだよね。

平子:多分4日くらい時間とれる2組じゃないですか?(笑)。

設楽:なるほど(笑)。そういうのもあんだ。

――またロケに行くとしたらタイとモンゴルに行きたいですか?

津田:俺はまたペーさんに撮って欲しい(笑)。どの国行ってもペーさんいてくれたら……。

日村:いろんなペーがみたい(笑)。

平子:ドラム付きだったらモンゴルに(笑)。

設楽:平子はヨーロッパのディレクターさんとか合うんじゃない?

平子:ヨーロッパ行ってみたいかな。

日村:もうモンゴル捨てちゃったよ(笑)。

設楽:ダイアンは中国とか。三国志コントみたいのをして……。

――ユースケさん、最近改名されましたけど変化、反響はありましたか?

ユースケ:そうですね、変化は特にないんですけど。これからいろいろ変化していくんだろうなって前触れは感じています。武者震いというか(笑)。徐々に浸透はさせて頂いてます。周りの方に呼んで頂いて、馴染んでいくと思うので……。

設楽:とりあえず、ロケでは、(津田が)思い切りユースケ忘れて「西澤!」(ユースケが)「おう!」って(笑)なってたね。

――見どころを含めて視聴者にメッセージをお願いします

設楽:言葉という圧倒的な壁もありますが、日本のバラエティはすごく優秀だと思いました。その国その国の文化など、真面目な所も感じられる番組になっていると思います。ただ、ウ〇コとかも出てきます(笑)。今までに見た事がないおもしろい番組だと思います。

日村:普通の旅番組と違って、お笑いのバラエティを通じて、海外の文化を感じられる番組になっています。そして、この2組がおもしろいですから!

ユースケ:僕らはタイへ行きました。タイのぺーディレクターが、現場ではすごく悪ノリして面倒臭い人だと思いましたが、編集がとにかくえげつなかったです。ぜひ、見て頂きたいです。

津田:やっぱり異国なので、撮影している時の困っている所や、対応できていない所など、いろいろな所を見て欲しいですね。

平子:バラエティにウ〇コとおっぱいが帰ってくるぞ!(笑)。日本では失われつつありますから。

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