古田新太主演のドラマ『俺のスカート、どこ行った？』（日本テレビ系、毎週土曜22:00～）の第2話が4月27日に放送。チアダンス部を巡る物語を軸に、東条（道枝駿佑／なにわ男子）と明智（永瀬廉／King & Prince）の軋轢や、若林（長尾謙杜／なにわ男子）のその後なども描かれた。
本作は、豪林館学園高校を舞台に、ゲイの女装家が生徒の心を解き放つ姿を描いた痛快学園エンターテインメント。第2話では、のぶお（古田）が養護教諭の佐川（大西礼芳）に請われて、チアダンス部の顧問を引き受けることに。当初は面倒くさがっていたのぶおだが、部活動の顧問になれば手当が出て、さらに補習期間中の補習担当が免除になることを知り、快諾。元顧問で産休に入った戸塚（平岩紙）の代わりに、チア部を受け持つことにする。
良い成績を残すものの、これまで3位以上になったことがないチア部は、大会が迫り連日のように猛練習を実施。のぶおはチア部のオーバーワークを危惧し、「練習しすぎよ」「怪我したら元も子もない」と注意を促す。しかし、そんなのぶおの声を無視して練習を続けていたチア部の川崎（高橋ひかる）が足をひねってしまう。
もとから脚に違和感を抱えていた川崎の怪我は、靭帯の部分損傷。歩くことに問題はないが、練習には出られないという診断だった。大会のために練習しなければいけない中で、痛いと言えばよかったのか、「正直どうすればよかったのか、わかりません」と俯く川崎にのぶおは、「やった後悔もやらなかった後悔も、あとから自分の中でどんどん膨らんでくるの。でもこうやって、誰かに生んじゃえばしぼんで楽になるから、どんどん生んじゃいなさい」と助言を送る。
そして、川崎の怪我は学校の知るところとなり、チア部は補習期間中の練習が禁止に。のぶおは落ち込む部員たちを鼓舞し、知り合いのショーパブで秘密の特訓を開始する。
一方、チア部のメンバーを夜のショーパブに連れて行く瞬間を携帯で撮影し、のぶおに学校を辞めるよう迫る明智と、幼馴染の川崎を気にかけ、チア部を巻き込みたくない東条が衝突。「川崎が大事なの？ 川崎がチアやってるからでしょ」と明智に煽られた東条は、激昂し、「真剣に頑張っている奴らの邪魔するなよ」と明智の胸ぐらをつかむ。さらに、中学時代は同じサッカー部で、明智が部を辞めたことにもわだかまりが残っていた東条は、「お前みたいに、中途半端にサッカー辞めた奴にはわかんねーよ！ 真剣にやってる奴の気持ちは」と告げる。
また、第1話でのぶおに救われ、マスクを取ることにした若林は、同級生から「マスクしなくていいの？」と聞かれ、「いいよ、別に。損か得かは僕が決めるから」と明るい表情を浮かべる。さらに、屋上でのぶおと一緒に昼ごはんを食べたりと、学園生活を満喫している様子が描かれた。
その他、天文部顧問の古賀（荒川良々）や、カバディ部顧問の広田（じろう／シソンヌ）、柔道部顧問の庄司（大倉孝二）など、教員らのコメディパートも話題になった第2話では、のぶおが、『嵐にしやがれ』に言及するシーンも。
物語の終盤、部活の顧問手当が600円だと判明すると、のぶおは古文教師の矢野（小市慢太郎）に対し、「あたし、毎日夜までつきあわされたんですけど！ 土日もつきあわされたんですけど！『嵐にしやがれ』一回見逃したんですけど！」と大激怒。これにはSNSでも大盛り上がり。「先生、『嵐にしやがれ』見ている設定なんだね」「『嵐にしやがれ』見逃したんだけどって怒ってた笑」「『嵐にしやがれ』一回見逃しただけでもだいぶショックだよね、わかるよ原田先生」などのコメントがつぶやかれていた。
