内田理央扮するあかりのもう一つの顔に衝撃!?『向かいのバズる家族』第1話

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内田理央が主演の木曜ドラマF『向かいのバズる家族』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59~)が、4月4日よりスタートする。

本作は、SNSに翻弄される家族の崩壊と再生を描く、新しい形の家族ドラマ。内田演じる主人公・篝(かがり)あかりは真面目で周囲からの評判も良いカフェの店長だが、夜な夜な黒いバッグを抱え向かう場所があり、まったく違うもう一つの人格を持っている。そのことは家族や友人、同僚にも絶対に秘密だった。そんなあかりが、思わぬ出来事、ある動画がきっかけで“バズる”ことになり、突然“インフルエンサー”への坂道を登っていく。彼女をとりまく家族や周囲の人々もそれぞれSNSと関わっていて、あかりとの関係にも影響することになる。

<第1話あらすじ>
あかり(内田)が「コロナ」に出勤すると、店員の盛田桃(小川紗良)とキッチン担当の伊勢谷伸(永野宗典)がそれぞれSNSを見ている。そんな二人を他所に、黙々と開店準備を続けるあかり。お店の宣伝にもなるからとSNSを勧める桃に、「マメに更新するのも苦手だし、これ以上お客さんが増えても大変でしょ?」と優しく微笑む。

そのころ、父・篤史(木下隆行)は憂いていた。自分がプロデュースしたドラマの初回1話の完成品からとにかく危険な匂いがする。原作ファンは、原作とは違いすぎる世界観についてすでに多くの批判の声をあげている。篤史は、部下の丹羽(山中崇)と鴇田(藤井武美)に対しネットやSNSの意見は絶対見るなと声を荒らげ、頑なにネットの批判から目を背けている。

一方、営業中のカフェには、常連客の皆戸涼太(白洲迅)がやってくる。あかりの意中の人だ。緊張しながらも嬉しくて接客しているあかり。と、店内に怒号が広がる。桃のちょっとした不手際に、中年男性の種崎(森下能幸)の怒りは収まらない。店長として、真摯に毅然とした態度で謝罪するあかり。その姿を熱いまなざしで見つめる涼太。他の客の視線も相まって、バツが悪くなった種崎は急ぎ足で店を出ていく。なんとかその場は収まったカフェ「コロナ」だったが……。

その日の帰り道、あかりは一人である場所へ向かう。雑踏を抜けてコインロッカーから黒いカバンを取り出し、そのままカラオケボックスへと入っていく。スタンドに立てられたスマホの前、そこには、あかりの“もう一つの顔”があった。

あかりは帰宅しくつろいでいると、珍しく弟の薪人(那智)が声をかけてくる。昼間の種崎のクレーム動画を他の客が撮影して投稿し、その動画が炎上していたのだった。そこには、あかりやカフェではなく、種崎に対する誹謗中傷のコメントが並んでいた。

翌朝、あかりが出勤すると、いつもはない行列が店の前に。不思議に思いながらも、笑顔で会釈して店内に入ると、「店長が思いっきりバズってます!!」と桃。あかりは「バズってるって何?」と混乱する。昨日薪人が見せた動画をキッカケに、そこに映っていたあかりに注目して再編集された動画がバズっていたのだ。「千人に一人の神過ぎる店長!」「会いたい!」「特定班よろしく!」と、あかり目当ての客が「コロナ」に押し寄せてくる。

一瞬にして人気者になったあかりは、客との写真撮影にも応じたりと、まんざらでもない。そんな中、涼太が店にやってくる。そして、突然食事の誘いがあり、その日の晩二人で食事へ行くことに。とんとん拍子にあかりは興奮を隠せない。着実に距離を縮めていく二人だったが、「SNS使って、匿名で世の中に毒吐いてるやつとか、許せないですよね」と涼太。動揺するあかり。「裏の顔はバレてはいけない……」「絶対に、思いを寄せる涼太にはバレてはいけない」そう誓ってその日は涼太と別れたのだった。

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