元SPEEDの島袋寛子が、2月20日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系、毎週水曜21:00~)に出演。解散の真相や楽曲を聴いて絶望感を覚えたアーティストを明かした。
ある共通点を持ったゲストをあらゆる角度から比較し、それをもとに、チュートリアル・徳井義実、フットボールアワー・後藤輝基らがトークを繰り広げる同番組。今回は、「いろいろ手を出す女」と題して、高橋一生、川口春奈、島津亜矢が登場。VTRでは、島袋やいとうあさこ、SHELLYらが、古市憲寿の自宅で平成ソングを振り返った。
SPEEDは活動歴約3年でCD17枚をリリース。そのうち7枚がミリオンヒットし、数々の音楽賞を総なめした平成を代表する女性グループ。そのメインボーカルのひとりが島袋だった。彼女たちのファンだったという古市は、島袋の登場に大喜び。いつもの毒舌はすっかり鳴りを潜めていた。
それぞれお気に入りCDを20枚持参し、平成ソングを振り返ることに。初めて買ったCDの話題では、古市がSPEEDの「Wake Me Up!」だったと回顧。島袋は「カップリング曲がとても良い」とオススメすると、古市はすかさず「熱帯夜」であることを当ててファンであることを証明した。
いとうは同じくSPEEDの「Body&Soul」を持参。彼女たちがまだ10代前半でありながら刺激的な歌詞を採用していることから島袋は「わかってはいるけど、経験が伴っていなかった」と振り返った。
また、宇多田ヒカルの「First Love」については「デビューした時から衝撃でしたね」と島袋。「何が起こったんだろう」と動揺したと言い、ドラマの主題歌だった同曲を聴いた瞬間「一瞬ですごい曲が出てくる(と思った)」と振り返った。また、自身のアーティスト人生についても考えたそうで「(時代が)ガラリと変わっていくのを感じていました」と語った。
人気絶頂の中での解散について問われると「世の中でも言われていると思うんですけど、きっかけは私」とコメント。声が出なくなるなどの個人的なことだったと告白した。一度休むという選択肢もあったが、思春期ということもあり「このまま大人になっちゃいけないっていう焦りがあった」と述懐。メンバーそれぞれの思いがあった中で、ファンに期待を持たせるよりも解散という道を選んだとのこと。
インターネット上では、このトークを「もっと見たかった」という声や、解散の真相について「当時は衝撃だった」と振り返る人も。島袋が宇多田の存在に怯えていたことには「(宇多田の登場で)日本のポップスが一度終わったと思った」という声もあった。