土屋太鳳&百田夏菜子、ドラマ共演ですっかり“マブダチ”に!『約束のステージ』

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2月22日(金)21時から放送される読売テレビ開局60年スペシャルドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』(読売テレビ・日本テレビ系)の完成披露試写会が19日、都内で行われ、主要キャストである土屋太鳳百田夏菜子ももいろクローバーZ)、向井理佐々部清監督が登壇した。

本作は、1970年代に放送され、五木ひろし八代亜紀山本譲二天童よしみら多くのスターを輩出した伝説のオーディション番組『全日本歌謡選手権』をモチーフとしたスペシャルドラマ。1975年の東京にタイムスリップした小沢翼(土屋)と、翼と一緒に歌手を目指す大空つばさ(百田)の友情や奮闘を描く。ミュージシャンで音楽プロデューサーのつんく♂がメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」を作詞作曲し、土屋がドラマの中で熱唱していることも話題だ。

土屋は本作の撮影を振り返り、「すごく貴重な時間でした。温かい現場で、向井さんも矢田亜希子さんも優しかった。横浜のおすすめの場所や、“デートはここがいいよ”とか、大人の話ができたりもして、その時間が楽しくて」と感無量の表情。「五木ひろしさんとか八代亜紀さんとか、ベテランの方がたくさんありがたいことに出演してくださったんですけど、なにより、同世代の夏菜子ちゃんがいてくれたことに本当に感謝しています」と百田との共演を回顧。

百田については「夏菜子ちゃんはやっぱり全然違うんです。たくさんの人に普段から歌を届けていただけあって、歌のシーンではスイッチが入ると魅力がパン! と出る。尊敬するなって思いました」と魅力を語ると、百田も「同い年の女優さんと一緒の時間を過ごすことはわたしはなかなかないんです。太鳳ちゃんと一緒にいるとすごく楽しくて」と嬉しそうに語った。

さらに百田は「太鳳ちゃんは普段から感謝の気持ちをすごくストレートに伝えてくれる。それを恥ずかしく思いつつ、今日も打ち上げぶりに会ったんですけど、“夏菜子ちゃんのあのシーンが思っていた感じと違って嬉しかった”って目を見て言ってくれたりして……」と土屋に感謝の思いをぶつけ、「大切なシーンの日には連絡をくれたりしたんです。“この後、あのシーン撮るんだけど、ほんとうにつばさのことを思って歌うね”って言ってくれたり」と現場ではすっかり“マブダチ”だったとのこと。

彼女たちを間近で見ていた向井は、「仲良くて2人でずっとくっちゃべっていて、ぼくは全く会話に入れなくて」と苦笑い。佐々部監督も「何回もうるせーって叫びそうになったんですけど、その親密感が画面にいい風に出るんじゃないだろうかって、我慢していました」と2人の様子をにこやかに振り返った。

土屋はつんく♂についても「つんく♂さんが(歌を)ディレクションしてくださって、自分の知らない自分と出会えた気がします」とコメント。「気持ちも声も、初めて会うような自分で、こんな自分を見つけてもらえて幸せだなって気付きました。本当に幸せな時間でした」としみじみ。ドラマについても「たくさんの思いがたくさん詰まっていて、改めてこういう作品に関わらせてもらって、そこで歌の素晴らしさを実感できてよかったです」と歌の魅力を再確認した様子。歌を通じ、「ステージに立てることってすごいことなんだなって改めて感じました」と話していた。

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