『3年A組』菅田将暉の「生徒は商品じゃない。人間だ!」に感動…田辺誠一の豹変ぶりに絶賛の声も

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菅田将暉主演のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第7話が、2月17日に放送。インターネット上では、真犯人探しで予想合戦が繰り広げられた。

菅田演じる3年A組の担任・柊一颯が、卒業まで残り10日となった日に、29人の生徒を集めて、突然「今から皆さんは、僕の人質です」と告げる。第6話までに、亡くなった景山澪奈(上白石萌歌)を陥れたフェイク動画制作を依頼したのが、魁皇高校の教師で、タレント業も行う武智大和(田辺誠一)であると指摘していた。

生徒の前で武智へ電話をする柊。武智には「今夜20時までにすべての罪を自白してください」と訴える。防犯カメラの映像に、誰かは分からないものの、景山が犯人らしき人物と会っていることろが映っていたことに触れ「自白しなければ、あなたの大切なモノを奪う」と宣言した。

柊は生徒にも事情を説明。生徒らも「武智が犯人で間違いない」と意見が一致するが、瀬尾雄大(望月歩)と魚住華(富田望生)は「証拠があるのか?」と疑問を投げかけた。柊が決定的な証拠がないと明かすと「印象操作だ。これで武智じゃなかったらどうするつもりだよ」と問い詰める。じつは、彼らは大学推薦の話を武智からもらっており、武智が逮捕されると話もなくなってしまうため、躍起になっていたのだった。

約束の20時。そんな生徒の思いも背負い、武智と1対1で対峙する柊。柊は、武智が景山にスポーツ推薦の話を持ち出したこと、それを彼女が断ったことを指摘する。

景山は、武智が大学側と繋がっており、報酬を受けていたことを知っていた。さらに、毎年生徒を大学にスポーツ推薦で送ったが、ほとんどの生徒は退学。それは、活躍できないと強制退部させられる契約が結ばれていたからであるとし「教育委員会に訴える」と言い出したと柊が回顧。そこで、彼女を陥れる動画作成を依頼したのだと話した。

それまで優しく問いかけていた武智は「ふざけるな!」と態度を一変。景山はすでに死んでおり「彼女の妄想だ」と怒りをぶつける。しかし、解析の結果、防犯カメラの映像に武智が映っていたことを教えると「僕じゃない」と否定。依頼したことは認めるが、その映像は自分ではないと言い放った。

この一連のやりとりはすべてネット配信されていた。柊は「約束通り、あなたの大切な名声と権威を奪った」と語る。武智は怒り狂い「ダメなら別のものを出せばいい。生徒の自己責任だ。俺には関係ない」と本音を吐露。

彼の言葉に柊は「生徒は商品じゃない。人間だ!」と激怒する。「3歩先しか見えていない彼らに長いレールを敷いてやるのが教師の務め」と言い「俺はあいつらの将来を見届けることができない。だからこそあいつらに幸せになってほしい」と思いのたけをぶちまけた。続けて拳銃を取り出し「お前に教壇に立つ資格はない」と銃口を向けた。間一髪で警察が突入し、引き金をひくことなく、柊は退散。武智支持派だった瀬尾たちも大学入りは諦めた。

ネットでは「田辺さんの豹変ぷりに脱帽せざるを得ない」という声や、武智が防犯カメラに映ってはいるものの、そのものがフェイク動画の可能性であると指摘し「黒幕誰なの?」というつぶやきも。犯人探しで盛り上がっていた。

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