怪盗キッド役の山口勝平、新一と蘭の交際を祝福『名探偵コナン』

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人気アニメシリーズの最新劇場作品『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の公開を前に、特別上映「怪盗キッドの宝石の夜(Jewel Night)」が2月9日、池袋HUMAXシネマズにて開催され、怪盗キッド役の声優・山口勝平が登壇した。

「怪盗キッドの宝石の夜(Jewel Night)」は、放送900回を突破した『名探偵コナン』TVシリーズより、“怪盗キッド”の登場回をセレクトした特別上映。2月9日から始まった第一夜から、2月28日からの第四夜まで、怪盗キッドをメインにした名作が上映される。

1988年に声優デビュー以来、30年のキャリアを誇る山口は、「『名探偵コナン』は今年で劇場版23作目ですか……。でも僕はあまり出演していませんからね」と語るも、工藤新一と怪盗キッドと違うキャラクターで作品に参加していることについて「怪盗キッドとしてコナンに登場してから、こんなに長くやると思っていなかったんです。最初は新一を演じるのでいっぱいいっぱいで……。『怪盗キッドをやって』と言われたときは『えー』って思いましたよ」と当時を振り返る。

また山口は、工藤新一と怪盗キッドの演じ分けについて「新一は、コナン君の高山みなみさんと一緒にキャラクターを作り上げていく役ですが、怪盗キッドは自分で作っていける役。そこでキャラクターのすみわけをしていました」と説明する。

この日は、第一夜のプログラムが、第219話「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」と発表されたのだが、山口は「この頃は新一とキッドが一緒に出てこないでほしいと思っていたのですが、この作品のおかげで、新一とキッドがうまく演じ分けられたんです」と、思い出の作品であることを明かしつつも「最近は、視聴者側でキャラクターを切り替えてくれるので助かります」と語っていた。

4月12日公開の映画『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』では、怪盗キッドが大活躍する。「第19弾以来、意外とキッドの出番が早かったですね」と山口はおどけると「まだ内容は知らされていないのですが、特報を見ているとすごいスケールですし、張り切ってアフレコに臨みたいですね」と意気込んでいた。

最後に山口は、「今年の初めに『名探偵コナン 紅の修学旅行』が放送され、めでたく新一くんと蘭ちゃんがお付き合いを始めました。映画では怪盗キッドも出演。今年は“コナンイヤー”になりそうなので、しっかり盛り上げてきたい」と力強く宣言していた。

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