当時15歳の高橋一生が聖司役で声優『耳をすませば』初々しい声に注目『金曜ロードSHOW!』

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様々なジャンルの映画が登場する人気番組『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系、毎週金曜21:00~)。1月11日は、スタジオジブリの名作『耳をすませば』のノーカット版が放送される。主人公の月島雫が惹かれていく天沢聖司の声を演じているのは当時15歳の高橋一生。約24年前の作品において、高橋がどんな演技を見せているのか。初々しい物語に華を添える演技に注目が集まる。

「2週連続 冬もジブリ」企画の第2夜に登場するのは、柊あおいの少女マンガを元に宮崎駿が脚本を執筆、近藤喜文が初監督を務めたジブリ史に残る青春物語。主人公は、小説家になることを夢見る女の子・雫。本を通して出会った同級生の聖司がバイオリン職人を目指していることを知った雫は、彼に影響を受けて自分自身と向き合うことになるのだが……。思い通りに行かない恋や初めて真剣に向き合う自分の“未来”に、戸惑ったりときめいたり。不器用だけど真っ直ぐな雫の姿を見ているだけで、「あの頃のジブン」「あのときのキモチ」がよみがえってきて、胸がキュンとしてしまうこと必至! 雫を応援しているうちに自然と前向きな気持ちになれる、大傑作ラブストーリーだ。

[あらすじ]
中学3年生の夏休みを前にした雫(本名陽子)には、最近気になっていることがある。図書館で本を借ると、必ず図書カードに「天沢聖司」という名前が書いてあるのだ。名前しか知らないけれど、読書家で自分と本の好みが似ている男の子。雫が彼に恋にも似たほのかな想いを抱きはじめていた。ある日、同級生の聖司とサイアクな出会いを果たした雫は、偶然迷い込んだアンティークショップ「地球屋」で彼と再会。無神経な聖司から、「地球屋」の主人・司朗(小林桂樹)や店に置いてあったロマンティックな仕掛け時計、猫の人形・バロンとの“出会い”まで台無しにされたような気分になってしまう。そして新学期。クラスメイトの杉村(中島義実)に恋する親友の夕子(佳山麻衣子)の想いを成就させようとした雫は、逆に杉村から告白されてしまう。戸惑った気持ちのまま「地球屋」に向かうと、そこに聖司が現れる。聖司は、親の反対を受けながら祖父の司朗の元でバイオリン職人になるための修行を積んでいるのだという。そこで、図書カードに名前を残していたのが彼だと知った雫は衝撃を受けるが、夢に向かって真っすぐ進んでいく姿に少しずつ惹かれていく。そんな中、聖司は自分の力を試すためにイタリアに短期留学することになる。彼に置いていかれてしまうような焦燥感の中、雫は「物語」を書いてみようと決意するのだが……。

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