新垣結衣、松田龍平がクランクアップ!「あと2、3話やってもいい」いよいよ最終回『けもなれ』

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ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)が、12月12日に最終回を迎える。このほど、W主演を務めた新垣結衣松田龍平から、クランクアップ後のコメントが到着した。

同ドラマは『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』などのヒット作で知られる野木亜紀子が脚本を担当。常に笑顔で仕事も完璧だが、全方位に気を遣う“すり減らし女”の晶(新垣)と、行きつけのクラフトビールバーで出会った毒舌な会計士・根元恒星(松田)が本音でぶつかり合う様子を、時に笑えるコメディで、時に切なくジリジリと描いていくラブストーリー。

新垣、松田が揃ってクランクアップを迎えたのは、都内某所にある高級ホテルの一室。最終話の重要なシーンの撮影が終わったところで、演出の水田伸生から花束を渡された。

松田は撮影現場を振り返り、「本当に色々と楽しかったです。5tapもそうですし、(自分が演じた)恒星の事務所だったり、色々思い出深い場所がたくさんあります。撮影中は、皆さんの作品にかける熱意と笑顔に癒されました」と述べた。

続いて、新垣は、役に入り込んだゆえの苦労を「晶という役が想像以上に最初のころはしんどくて、もうセリフも覚えたくないなとか、(九十九社長に)怒られたくないなとか、怒鳴られたくないなとか思っていたんですけど、最終話を撮りはじめたころから、あと2、3話やってもいいんじゃないかなと(笑)。もうちょっと晶を通して色々な人と関わりたいなって思っている自分がいて、すごく幸せなことだなと思いました」と語った。

<最終話あらすじ>
九十九(山内圭哉)の、社員を大切にしない仕事のやり方に抗議をしたところ、逆に「お前がいなくても会社はどうにでもなる。辞めればいい」と言われてしまいショックをうけた晶。家族を救うために始めた粉飾決算への加担を「もうやめさせてくれ」と頭を下げて頼むも、抜け出せなかった恒星。傷ついた心のまま一夜を共にした2人は、あの夜のお互いの気持ちが分からずモヤモヤしていた。

5tapでちゃんと向き合って話そうとした晶と恒星だったが、会社を休んだ晶を心配した松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)がやって来たり、京谷(田中圭)が訪ねて来たりと大混乱! 落ち着いてようやく本音で話そうとした2人に今度は呉羽(菊地凛子)から着信が。呉羽は、収束しない過去の男性関係でのバッシング記事やネットでの悪評によって、これ以上夫のカイジ(ずん飯尾和樹)に迷惑をかけないためにある大きな決断をする。

その一部始終を見とどけた晶と恒星……。“獣になれず”に生きてきた2人が最後に選ぶ人生は⁉︎

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