坂口健太郎、冤罪晴らす風変わりな弁護士役に『イノセンス 冤罪弁護士』

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坂口健太郎が、2019年1月期の新土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)で、主演を務めることがわかった。

有罪率ほぼ100%の日本の裁判で、「冤罪」を晴らすという“奇跡”を起こすため、執念と情熱、そして「科学」を武器に、弁護士・黒川拓が逆転劇に挑むヒューマンリーガルエンターテインメント。脚本は、ドラマ『明日の約束』『ハゲタカ』などを手がけた古家和尚が務める。

坂口扮する拓は、保駿堂法律事務所に所属する弁護士。不可能に近いとされる「冤罪弁護」に積極的に立ち向かい、何度か勝利した実績を持つ。先入観や思い込みを基にした捜査に対し、その矛盾点を突き、現場で起きた事象を実験で再現し事件の解明に挑む。

そんな拓に振り回される新米弁護士・和倉楓役を川口春奈、拓に力を貸す科学者・秋保恭一郎役を藤木直人が演じる。

川口が演じる楓は、保駿堂法律事務所に入ってきた新人弁護士。手伝いとして拓と共に弁護活動にあたることになり、以降、振り回されることに。拓のスタンドプレーに声を荒げることも多々。拓が行う実証が「損得抜きの真実を求めるためのもの」と知ってから、次第に拓を見る目が変化していく。

また、藤木が演じる恭一郎は、東央大学理工学部物理学科准教授で、拓の学生時代の先輩。他人に興味が無いにも関わらず、拓から依頼がくると、犯罪における様々な実証実験を引き受ける。警察の捜査がいまだに科学的実証を軽視している現状に強い危機感を抱いており、それが拓に協力する動機となっている。

以下に、坂口、川口、藤木のコメントを紹介する。

<黒川拓役 坂口健太郎>
「“弁護士”が“科学の検証”を使って冤罪を晴らす」。初めてお話しをいただいた時は、少し難しい作品になるのかと思ったのですが、台本を読み、字で追うだけでイメージがスッと入ってくるぐらい、わかりやすく面白い作品です。弁護士役ということで、法廷を見学に行ったりしながら雰囲気を味わい役作りに臨んでいますが、僕が演じる拓は、ビシッとしたイメージ通りの弁護士ではなく、少し風変わりな弁護士で、視聴者の皆さんにもどこか共感できる部分があると思います。各話のテーマも、身近に潜む「冤罪」、誰にでも起こりうる出来事を扱っていますので、是非、拓と一緒に物語を体験していただけたら嬉しいです。

<和倉楓役 川口春奈>
今回、弁護士役は初めてですし、このようなシリアス題材を扱った作品に参加する機会もあまり多くはないので最初は不安もあったのですが、 台本がとても面白く、今は自分の新たな一面を出せる、見せられるチャンスなので楽しみにしています。私が演じる楓は、天真爛漫なキャラでありながら、それでも坂口さん演じる拓に振り回される……という役柄ですが、そんな拓との「温度差」が出るよう演じられたらなと思っています。世代問わずに楽しめる作品になっていますので、是非家族みんなで楽しんでいただけたら嬉しいです。

<秋保恭一郎役 藤木直人>
今回科学者を演じさせていただきますが、自分も理工学部を出ている理系の人間なので、そこには少なからずの共通意識をもって参加できるかと思っています。一方で、「裁判」「法律」に関しては知らなかったことばかりなので、日々学びながら台本を読ませていただいています。「冤罪」を晴らすドラマですので、見ていてスカッとする物語、展開となっていますので、是非楽しみに待っていてください。13年前土曜9時枠で、テキサス州から来たカウボーイを演じさせていただきましたが、土曜10時枠は初めてですし、全然違った役柄ですので、僕自身も楽しみです(笑)。

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