セクゾン中島健人「師匠じゃなきゃダメ」笑点・三遊亭好楽が大泥棒に『ドロ刑』

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中島健人(Sexy Zone)と遠藤憲一が、刑事と泥棒という異色コンビで難事件に挑む土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)。11月10日放送の第5話に、空き巣の常習犯“白昼の蝙蝠(こうもり)”として、『笑点』メンバーの落語家・三遊亭好楽がゲスト出演する。また、この日は、ラグビートップリーグで活躍する元日本代表・サントリーサンゴリアスの畠山健介選手と真壁伸弥選手が出演することも先日発表されている。

同ドラマは、主人公の新米落ちこぼれ刑事・斑目勉(中島)と伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤)という立場も世代も違う2人がバディを組み、時に協力し合い、時に反目しながら数々の難事件と難敵に挑んでいく痛快クライムエンターテインメント。

50年以上続く長寿バラエティ番組『笑点』の大喜利メンバーとして国民的人気の落語家・好楽が演じるのは、空き巣の常習犯・東村洋介。東村は長年空き巣を生業としてきたプロの大泥棒。昼間の明るい時間帯に、堂々と空き巣に入る手口にこだわりを持ってきた。一見すると、好々爺然とした、一人暮らしで孤独な老人に見える東村。ひょんなことから彼と仲良くなってしまう斑目が触れた、東村の心情と真意とは!? 引退したかとも噂された東村は、なぜ再び動き出したのか……?

以下に、好楽のコメントを紹介する。

<三遊亭好楽 コメント>
最近、若い落語家の後輩たちも映画に出たりドラマに出たりと、多分野で頑張っていて、若い奴が頑張ってるのに、こっちがひるんでちゃいけない。俺もやってやろうなんて思って今回のお話を受けました。台本を読んで、まずこんなに出演シーンが多いのかとビックリしました。今までは、だいたい掃除係とか豆腐屋とか一瞬で終わるシーンに呼ばれることはあったが、こんなにたっぷりとお芝居をやったことはないので、正直に言うと最初は自信がなかった。「大」泥棒というのが嬉しい。「大」とか付くと結構単純に嬉しくなっちゃいますよね。現場に入ってみたら斑目刑事が実によかった。優しくて愛嬌があって。中島健人さんご本人も素晴らしかった。自然体で親しく接してくれて、おかげで、昔からの知り合いのように最初から演じられました。最高でした。「この役は俺じゃなくてもいいんじゃない?」ってわざと振ると「いや、これは師匠じゃなきゃダメなんです」なんて即座に返してくれて和気あいあいとやれました。

<第5話あらすじ>
13係で非協力的な態度を続ける皇子山(中村倫也)の心中を探るため、鯨岡(稲森いずみ)から“内部監察”を命じられた斑目はエリートにしかできない仕事だとおだてられてはりきる。一方、相変わらず煙鴉の身辺を嗅ぎ回る皇子山は煙鴉の尾行中に民家で老人が殺されているのを偶然発見する。翌日、13係では次に扱うネタ(=事件)に自分の提案した空き巣の常習犯“白昼の蝙蝠”こと東村洋介が選ばれた斑目はますます調子に乗っていた。

そんな中、皇子山は斑目に、捜査一課から三課に来た理由について、ある男を追っていたら突然異動になったと語る。さらに煙鴉のことを「人を殺してる」と話す皇子山の携帯に突然煙鴉から電話がかかってくる。告げられた住所に走った皇子山はなんと民家で女性が殺されているのを発見。

一方、動きのない東村のアパートを張っていた瑤子(江口のりこ)と美希(石橋杏奈)は高齢の東村を見て空き巣ができるわけがないと判断。張り込み部屋の撤収を命じられた斑目だが、自宅で怯えながら祈っている東村の姿がなんとなく気にかかる。2件の殺人事件と煙鴉の関係を探る皇子山の関心は次第に煙鴉が一目置いている斑目にも移っていき……。

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