伊勢谷友介「カツラがアツかった」濃いキャラ宇佐美の役作り明かす『サバ婚』撮了

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9月22日に最終回を迎える波瑠が主演するドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)。この度、毒舌でナルシストな敏腕編集長・宇佐美博人役の伊勢谷友介がクランクアップを迎えた。

本作は、大橋弘祐の小説「SURVIVAL WEDDING」を原作とした痛快コメディで、主人公のさやか(波瑠)は、出版社を寿退社した日に恋人から婚約破棄されてしまい、編集長の宇佐美が突きつけた「半年以内に結婚しないとクビ!」という条件で復職。宇佐美による海外ブランドのマーケティング手法を駆使した恋愛戦略に従って、“拒否権ナシのスパルタ婚活”を実践していく物語。

ラストカットの撮影が終わり、スタッフの「オールアップ」の掛け声とともに、波瑠から花束を受け取った伊勢谷は、「みなさん本当にありがとうございました。長台詞が多い撮影の中、なかなかセリフが出てこなかったり、迷惑をかけてしまうこともありましたが、みなさん最後まで笑顔でいてくださったので本当に助かりました。本当にありがとうございました!」と、感謝の言葉を口にした。

今回演じた“宇佐美編集長”という役について、「宇佐美の特徴は、一にも二にも“セリフ量”です。宇佐美の発言は情報量が多く、とめどなく言葉が流れてくる雰囲気だったので“テンポも速く、リズムもよく”という話のペースをこだわりました。思考よりも早く話しているときがあって、それを自分に仕込んで撮影に臨まないといけなかったので、普段の感情をこめて演じるお芝居よりも難しかったです」とコメント。

また、放送前から話題となっていた刈り上げの髪型について、「監督とプロデューサーと何度も話し合いながら宇佐美の格好を作っていったのですが、放送開始して視聴者に受け入れてもらえるまで、鏡を見ては不安でした(笑)。宇佐美というキャラクターが普通ではないので、外見も普通じゃないような様子にしておかないと、逆に役がハマってこないと思ったんです。それでひねった格好にすることで、わざとらしい演技も馴染んでくるような、そんなキャラクター作りを心がけました。そして……カツラがアツかったですね(笑)」と明かした。

主演の波瑠については、「実際に会ってみると本当に透明感のある方でした。僕のセリフがなかなかうまくいかないときも、3クール続けて連続ドラマをやっている主演とは思えないほどの優しい笑顔で最後まで見守ってくれて、凄くありがたかったです。好きっす!」と述べた。

最後に、宇佐美が語った多くの名言について、一番印象に残ったものを尋ねると、「本当にいいセリフばかりなんですが、最後のが特にいいです! 一番僕の頭に残っている名言を、最終回で是非ご覧ください!」とアピール。伊勢谷自身が“一番”と太鼓判を押す名言とは一体どんなセリフなのか?

<最終回あらすじ>
悩みに悩んだ挙句、「インドに一緒に行けない」と祐一(吉沢亮)に告げたさやか。「riz」で宇佐美と一緒に仕事を続けたいという自分の本心と、祐一の挑戦を支えられそうにない自分の弱さにウソがつけなくなったのだ。一方、祐一は美里(奈緒)からコラムの“王子様”が自分だと教えられ、原稿を再読。さやかの仕事への熱意と女性としての魅力を再確認した祐一は、まずは惣一(生瀬勝久)にインド行きを許してもらうと宣言するが、そんな祐一にさやかは何も言うことができない。

翌日、さやかは宇佐美と一緒に柏木コーポレーションの創立記念パーティーへ。宇佐美はさやかの結婚を追い風に、「riz」の海外展開のスポンサーになる柏木コーポレーションとのつながりを深めようと目論んでいた。そんなパーティーの席で、改めてインド行きを惣一に願い出る祐一。だが、惣一は息子の話を聞こうともしない。さやかは2人の間を取りなそうとするが、逆に結婚に対する自分の覚悟のなさを指摘され……。最大の壁にぶち当たる2人。さやかはこのまま結婚をあきらめてしまうのか? 祐一は、独立をあきらめてしまうのか? そして、人生の岐路に立たされた愛する部下のために、宇佐美が取った驚きの行動とは!? 果たして、最後にさやかが選ぶ“幸せ”は、仕事か、結婚か……!?

さらに、最終回では、ただでさえ奇抜な宇佐美の外見がさらに進化する模様……いったい何が!?

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