ラスボス息子・桐山漣がついに動く『探偵が早すぎる』変人感を大切に…

公開: 更新:

木曜ドラマF『探偵が早すぎる』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59~)の第5話が8月16日に放送。広瀬アリスが演じる資産家の娘・十川一華の命を狙う、ラスボスの息子・大陀羅壬流古(だいだら・みるこ)というダークな役どころを演じている桐山漣からコメントが到着した。

本作は、第51回目フィスト賞を受賞し、ミステリー界から高い評価を受けている井上真偽の同名小説を連続ドラマ化。ほんの些細な違和感を察知し、事件を未然に解決する探偵・千曲川光(滝藤賢一)が、父親の遺産5兆円を相続したことから、悪党から命を狙われてしまう資産家の娘・一華を守るという物語。

前回、遊園地を舞台に、強欲な大陀羅一族の中でも随一の天才・貴人(前田公輝)との戦いに勝った千曲川。しかし、貴人はトリック返しの最中に姿を消してしまった。一華の命を狙うべく、大陀羅朱鳥(片平なぎさ)の息子・壬流古が、声をかけたのは、なんと幼い兄弟。次なる刺客は、まさかの子ども⁉ 千曲川は、子ども相手にも容赦なくトリック返しで犯人に鉄槌をくだすのか? そして、不穏な動きを見せるドS家政婦の橋田(水野美紀)。知られざる一華の母親の過去に、彼女が関わっているのか……その謎の真相が……。夏祭りで繰り広げられる暗殺計画の行方は⁉

大陀羅一族の長男、壬流古役を演じる桐山は、「かなりの濃厚な悪役と出会えたことをとてもありがたく思ってます。この作品は滝藤さんはじめアドリブが多いと現場で聞くので、自分もよく案を出せていただいてます。コメディなので台本から飛び越えさせて演らせてもらえる現場のアットホームさにとても感謝してます。我々一族はラスボスでもあるので、ただの悪役にならないよう悪役でありながらもまじめにアホをすることを根っこに現場に入っていて……。壬流古が朱鳥との会話でよく使う『イエス、マァム』は台本になかったので原作からいただきました。これは視聴者のご家族内で真似してもらえたらと思ってますので、是非使ってみてくださいね」とにっこり。

今回の第5話で、ついに壬流古が動きだすのだが、その点について「今回の手段は壬流古が子どもを刺客にし、一華の命を狙わせます。ニヒルな壬流古ではありますがマザコンだったり憎めない変人感を大切に演じさせてもらってます。ありとあらゆる手をどうトリックで返されていくか、今回のお話も馬鹿やってるなと笑って楽しんでもらえたら幸いです」とアピールした。

PICK UP