木村文乃が“トキワ荘のマドンナ”に!中島健人と姉弟愛演じる『24時間テレビ』

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木村文乃が、8月25日(土)と26日(日)に放送される『24時間テレビ41』(日本テレビ系)内のスペシャルドラマ『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』に出演することがわかった。中島健人扮する石ノ森章太郎(本名:小野寺章太郎)の3歳年上の実姉・由恵(よしえ)を演じる。

本作は、「サイボーグ009」「仮面ライダー」「がんばれ!!ロボコン」「人造人間キカイダー」「秘密戦隊ゴレンジャー」など、数多くのヒーローを世に送り出した漫画家・石ノ森章太郎の生涯をドラマ化したもので、彼の人生を変え、作品の礎にもなった姉・由恵との家族愛や絆を描く。

木村が演じる由恵は、少年時代から漫画家を目指す石ノ森をさまざまな面からサポートした良き理解者であり支援者。石ノ森が上京したときも一緒に付いて行きトキワ荘で暮らすなど、精神面でも生活面でも弟を支えた。漫画家仲間からは、その美貌から「トキワ荘のマドンナ」と呼ばれていたという由恵。しかし、持病の喘息の発作で22歳の若さで急逝。漫画家を目指す石ノ森を応援し、そして、その死後も影響を与え続けた由恵との姉弟愛は、ドラマの中の大きな見どころになる。

木村は、そんな由恵の18歳頃から亡くなる22歳までを演じる。自身が由恵を演じることについては、「石ノ森さんにとってお姉さんの存在はとても大きい、というお話をお聞きしたので、こんな大役を24時間テレビという歴史のある番組で、自分が演じて大丈夫かな、自分で務まるのかなと不安もあります」とその思いを吐露。

また、これまでに「サイボーグ009」など、石ノ森作品に触れる機会があったという木村は、石ノ森の描く女性像が「すごく好き」だと明かし、「途中で亡くなる女性キャラクターがいたり、男性のお尻を叩くようなちゃきちゃきした方が多かったり、お姉さんの影響と存在が大きかったのではないか」と話した。一方で、実在する大作家の力になった女性を演じることについて「プレッシャーは大きい」と本音を覗かせつつも、同年代の女性に向けて「こんな風に人を支えられる人になりたい、と思っていただけたら」と意気込んでいる。

また、本作でドラマ初共演となる中島については、「幸いなことに撮影前に一度、バラエティでご一緒させていただく機会もあるので、ドラマの撮影が終わるまでには、日常会話ができるくらいにはなりたいです」と笑わせ、「先日、『THE MUSIC DAY』を拝見していて、誰よりもパキパキと踊る姿を見て、すべてのことに向き合う姿勢がくみ取れたと思います」と語った。

一方で、中島も木村との共演に対して、「とても嬉しかったです。木村さんが出られたドラマなど拝見させて頂いておりますし、数ある作品で華となる存在だという印象があります。まだ数回しかお会いしていないので、今も正直可憐で木村さんの目が見られないです(笑)」と声を弾ませた。

ドラマは、8月25日の21時頃に放送される。

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