島耕作シリーズ原作者・弘兼憲史が撮影現場にサプライズ訪問!粋なワインのプレゼント

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女優のりょうが主演を務めるスペシャルドラマ「島耕作シリーズ35周年企画『部長 風花凜子の恋』会長 島耕作 特別編」(読売テレビ・日本テレビ系)が、7月5日(木)、12日(木)の2週連続で23時54分から放送されるが、この撮影現場に原作者である弘兼憲史がサプライズ訪問した。

本作は、弘兼の人気コミック「島耕作シリーズ」の連載35周年スピンオフ企画として、現在、モーニング(講談社)で連載中の「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子(かざはなりんこ)の恋」をドラマ化。主人公の風花凜子(りょう)が、「セクハラ」「パワハラ」「ワークライフバランス」「働き方改革」といった難題に直面しながらも、恋に仕事に奮闘する姿を描く。

オンエアに向けて快調に撮影が進むなか、弘兼がサプライズで撮影現場に訪れると、その場に居合わせたりょうや竜星涼ら出演者も驚きの表情を見せる。大きな拍手で迎えられた弘兼は、この日のために特別に用意してきたという、風花凜子のイラストがラベルに描かれたワインをりょうにプレゼントするという粋な演出も。

自身が描いた凜子という女性を、りょうが演じることについて「りょうさんの配役が決まって、漫画の中の凜子もりょうさんを意識して描いた部分があるのですが、今日実際にお会いして、イメージ通りの方だと思いました」と語る。

「島耕作シリーズ35周年」という節目の年に、女性を主人公にしたスピンオフを描いたことについては「女性登用の風潮の中で、社会で活躍する女性を島耕作の中ではビジネスウーマンとしては描いていなかった。今回ちょうどいい機会なので、女性が執行役員を目指して奮闘するというストーリーを考えついたんです」と理由を説明すると「日本では、大きな会社の役員クラスに女性はまだ少ない。凜子のような女性が出てきて日本の会社・社会をもっと活性化してもらいたい」とキャラクターに込めた思いを述べていた。

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