岩田剛典、テレビの前でハンカチを…『崖っぷちホテル!』最終回

公開: 更新:

6月17日に最終話を迎えるドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)。同ドラマの主演を努めた岩田剛典が遂にクランクアップを迎えた。

『崖っぷちホテル!』は、かつては知る人ぞ知る、栄華を誇ったクラシカルな老舗ホテルだったが、いまや負債総額3億に迫る破産寸前のホテルになってしまった「グランデ・インヴルサ」を舞台に、父親からホテルを引き継いだ新米支配人の桜井佐那(戸田恵梨香)と、副支配人の宇海直哉(岩田)が、ホテルの立て直しに奮闘する姿を描いた物語。

ロケ先で最終話のラストシーンの撮影が終わり、スタッフからの「『崖っぷちホテル!』オールアップです」の掛け声を受け、現場はこれまでにない万雷の拍手に包まれた。その中心にはこれまでのハードな撮影を終え、やり切った表情の岩田の姿が。岩田は「本当に明るく楽しい現場だったなと思います。とにかく一話、一話撮影が進むごとにチームワークが増していくのを実感していました。最終話のシーンでは宇海直哉の気持ちと岩田剛典の作品に対する想いが合致した瞬間があって、お芝居を忘れて、感情だけで撮影していました。そういう経験をさせていただけたのもみなさんのおかげだなと思っています。本当にみなさん、ありがとうございました。また一緒にお仕事ができるように頑張っていきます」と感謝の言葉を口にした。

撮影を振り返り、「初めての座長という立場ではありましたけれど、みなさんに支えられて進むことができたなと思っています。このチームでやることができて、本当によかったなと思っています。自分の未熟さも思い知りましたし、現場の難しさというのも肌で感じることができました。個人としても表現者としてもすごく成長できた現場でした。何より現場が明るくて、どんな辛い状況や、厳しいスケジュールの中でも現場に行くのが嫌じゃないです(笑)。みんなの顔をみたら元気になれる。そういう現場でした」と語った。

また、共演者の話になると、「これだけ世代が違うキャストが13人も集まっているのに、みんな本当に仲が良くて。僕が頭の中がいっぱいいっぱいになっていても、声をかけてくれることが嬉しくて、『肩の力を抜けよ』って言ってもらっているような気がしていました。みなさんに引っ張ってもらった現場でした」と語り、さらに「戸田さんにも何度も助けてもらいました。戸田さんが物語の軸としてどっしり構えてくださっていたのは、僕の何よりの支えでした」と戸田へ思いを語った。

最終話では、ホテルスタッフ一丸となり、宇海の夢だった花火大会を大成功させた矢先、佐那はバリストンホテルの支配人から宇海を取り戻したいと言われてしまう。そんななか、宇海に2人の始まりの場所であるプールに連れられた佐那は、そこで宇海がこのホテルに来た本当の「理由」を明かされるという展開に……。

岩田は、見どころについて「一言でいうならば、もう感動の最終話としか言いようがないです。ぜひテレビの前でハンカチを用意して待っていてください」とアピールした。

PICK UP