大奥の再現ドラマ、赤裸々すぎて東大教授も「かなりエッチ」と赤面!?

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恵俊彰がMCを、歴史学者で東京大学教授の本郷和人が解説を務める『プラチナイト特番 やっちまったヒストリー』(読売テレビ/日本テレビ系)が、6月21日(木)24時9分から放送される。同番組は、歴史上の出来事を現代に置き換え、分かりやすく歴史をひもとく新感覚歴史バラエティで、歴史に残る“やっちまった”事件を現代の物語として再現ドラマ化で紹介。スタジオには、大久保佳代子陣内智則堀田茜森崎ウィンを招き、トークで盛り上がる。

まずは、江戸時代、将軍のためだけに選りすぐりの美女が大勢集められていた男子禁制の場所・大奥に注目。出仕した女性は高い報酬を得られ、さらに将軍の寵愛を受けて世継ぎを生めば巨万の富と権力を握ることができる。しかし、その中は女のタテ社会で支配されておりイジメが横行、恋愛や外出は禁止。将軍の“お手付き”となるのは、ほんの一握りで、あとの女性たちは閉鎖された環境で若さと欲望を持て余す。そんな大奥の女性たちの実態を、現代のアイドルグループになぞらえたドラマで再現する。

大人気のアイドルグループ“O-Girls”。事務所の社長から寵愛を受けるリーダーのミヨがグループを取り仕切っていた。新しくメンバーに加わったジュンは、先輩たちのイジメに遭う。しかも、“O-Girlsの規則は厳しく、恋愛禁止でメンバーと共同生活をするという自由のない毎日。ある日、ジュンはミヨに誘われて、智泉院という寺に行く。智泉院の住職は、ミヨの父・日啓。実はこの寺、裏で秘密のホストクラブを経営していた。トップアイドルを目指して純粋に頑張っていたジュンは、イケメンホストに誘惑されて……。

教科書には決して載らない、江戸時代に起こった一大スキャンダル“智泉院事件”の顛末を現代に置き換えると? 女の欲望を赤裸々に描き出したドラマに「かなりエッチにできています(笑)」と本郷先生。そして、本郷先生が解説する大奥のドロドロに、スタジオはビックリ。特に大久保は、欲求不満になる大奥の女性に共感しまくり⁉

ほかにも、豊臣秀吉の後を争って、石田三成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が関ヶ原で激突した、関ヶ原の戦いをテーマに展開。西軍8万人×東軍8万人と、ほぼ互角の戦力でぶつかり合ったが、わずか7時間で東軍が勝利。西軍・小早川秀秋の動向が勝敗を分けたとされる。この天下分け目の合戦をヤンキー高校で起こった生徒同士の抗争になぞらえて、戦いの経緯を解き明かす。

400年後の今も、“裏切り者”の代名詞とされる小早川秀秋。彼はなぜ裏切ったのか? 本郷先生が、秀秋が抱えていた事情を解説。知っているようで知らなかった、関ヶ原の戦いを解き明かす。「もしも西軍が勝っていたら、どうなった?」と、関ヶ原の戦いがその後の世に及ぼした影響を考えるトークも展開。

2つの再現ドラマは「細部まで史実に基づいて作られている」と本郷先生も太鼓判を押す仕上がり。歴史上の出来事が現代と通じる部分があるのは、人間の営みには変わりがない証拠⁉ 楽しみながら歴史がもっと知りたくなる『やっちまったヒストリー』は、必見だ。

収録を終えた恵は、「智泉院事件は、大奥の女性が駆け込むようなお寺が本当にあったんだ、と驚きました。当時の女性はかなりストレスを抱えてたんでしょうね。ホストクラブに例えているのが、面白かったです(笑)。あくまでも『やっちまったヒストリー』ならではの解釈ですけど、これが史実に基づいているというのが、すごいですね。学校で習った記憶がないですから(笑)」と驚きを隠せない様子。

最後に自身の“やっちまった”エピソードについて聞かれた恵は、「いっぱいありますけどね(笑)。昔話ですが、1回だけ、お酒を飲んで深夜の生放送に出てしまったことがあります。その日、生放送があるのを忘れてゴルフをして打ち上げに参加していたら、生放送があったことに気付いて駆け付けました。その時の本番では笑顔しか作れなかったです(笑)」と打ち明けた。

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